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中国はシェムリアップ州で総合的な観光開発計画を立て、カンボジアを支援することを明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。
タオン・コン観光大臣との会談で、「中国政府観光局の副代表は、観光関係者と協力して計画を準備するため、中国はカンボジアに専門家を送る」と発言。
タオン観光大臣は、「アンコール寺院とその周辺の観光開発が「クリーン&グリーン」の基本ルールに基づくことを確実にするため、包括的な計画が必要だ」と述べた。
また同省は、この計画はアンコール遺跡公園への観光客増加を受けたものと説明。アンコール遺跡公園は、2017年上半期には入場券販売額5200万ドル、外国人観光客123万3137人となっている。
更にこの計画は「2020年までに観光客700万人」というカンボジア政府の目標から作成されている。中国人観光客に関しては2017年までに100万人、2020年までには200万人を目標としている。
今年初めの5ヶ月間で44万人の中国人観光客がカンボジアを訪れ、昨年同期間から35%増加。 昨年は、およそ90万人の中国人観光客が訪れた。