★全体で87%の学生たちが月間300ドル以下で生活しています。そう言えば、この大学の学食は超低価格。カンボジア焼きそば、チャーハンが人気の定番メニュー。沢山の苦学生が節約して勉学に励んでいます。
★500ドル以上の学生はいったいどんな生活をしているのか気になります。中には、高額なバイクにまたがった学生もチラホラ。
★多くの学生は、娯楽費も含め、1-2週間分のキャッシュを携帯しているようです。
★中には「全財産を所持している」という学生も見受けられました。その理由は、「銀行口座を持っていないから」、「安い下宿に多数の人が住んでいて保管するには抵抗があるから」との事でした。半数以上の学生が銀行口座を持っていないようです。
★75%の学生は200ドル以下の仕送りしか受けていません。
501ドル以上と答えたのは1名のみでした。
私立大学とは傾向が違うようです。
★60%の学生が50ドル以下と答えています。なんと1日平均1.7ドル未満。堅実なのですが、少し身体が心配になります。
★自宅で食べる、あるいはルームメイトと一緒に自炊している学生が多いです。カンボジアの大学は、多くが半日学習です。家族と暮らす学生は基本的に自宅で食事をとっています。
★多くの学生は、学業とアルバイトで忙しく、あまり楽しんでいる時間はないようです。
★カンボジアではダブルスクール(2校の大学に籍を置く)学生もたくさんいます。午前中は〇〇大学で語学、午後は△△大学で経済学などと言った感じで、日本の平均的な学生以上に時間が取れていないようです。
それでも楽しみにしているのは、映画、学生同士のパーティー、先輩のウエディングパーティーなどです。
★もともとジョブホッピングを基本にサラリーや社会的地位を高めていく就業文化です。やはり「未来の為に良い経験が積める仕事」を選ぶことが多いようです。
★日本以上に学生時代の専攻を重視し、学習内容が活かせる職を希望する傾向が強く残っています。
★現在の大卒初任給が301~400ドル程度が多いようです。やはりこの大学は国内No.1ですので、ワンランク上の給与を望んでいるようですね。900ドル以上を望む学生も年々増えているようです。
「貯金」が最大多数とは驚きです。以前は「もらえば使う」若者が大多数であった時期もありましたが、すっかり時代が変わったようです。「両親へのプレゼント」とは、良い若者が多いのですね。