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フン・セン首相は、シェムリアップ州内観光スポットの道路38路線を開発するための予算として、1億5000万米ドルを承認した。クメールタイムズが報じた。
シェムリアップは、アンコールワット遺跡群と周辺のエコツーリズムスポットから成るカンボジアの主要観光地である。また国内で2番目に人口が多い州であり、2019年の国勢調査によると100万人以上が在住している。
シェムリアップ州は、バッタンバン州と他州を結ぶ重要な経済回廊地帯でもあり、公共事業運輸省(MPWT)は現在、シェムリアップ市内の幹線道路で多くの道路改修プロジェクトを行っている。
前述の38道路のインフラプロジェクトはMPWT下で長らく進行中の状態が続いていたが、2020年6月、MPWTはこの道路開発を優先する意向を示した。フンセン首相はこのプロジェクト承認にあたり、「プロジェクトが完了すれば、人々の暮らしは非常に楽になる。コロナウイルス禍が過ぎれば国の経済成長も促進されるだろう」と述べていた。