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JCインターナショナル航空は、シェムリアップと中国の重慶を結ぶ新たな定期便の就航を開始した。直行便は、火曜日、木曜日、土曜日の週3便を予定している。クメールタイムズ紙が報じた。
同航空会社のマネージャーは、「同フライトは、同社の急速な成長と、中国人観光客をアンコールワットへ誘致する大きな可能性を示している。我々は、シアヌークビルと重慶間でも直行便を計画している」と述べた。
JCインターナショナル航空は今年3月、投資額5000万ドルの地元企業として、プノンペン-シェムリアップ、シェムリアップ-シアヌークビル間のフライトを毎日就航しており、既に中国、台湾、マカオ、香港、韓国、日本、欧州だけでなく、ASEAN加盟国を含むルートを拡大する計画を発表している。
民間航空庁の広報官は、「新しいフライトは、2020年までに
200万人の中国人観光客を誘致するという観光省の目標に沿ったものだ。今後は質の高いサービスや中国語でコミュニケーションができるスタッフなど、高いホスピタリティ基準が求められる。またカンボジアには現在7つの地元航空会社があり、
来年には、KCインターナショナル航空、プリンスインターナショナル航空、エアシェムリアップ、カンボジアエアウェイの4つの新会社が航空市場に参加する予定だ。これらの新企業も、中国人旅行客の誘致に貢献するだろう」と話す。
カンボジア商工会議所の顧問であり、ワールドエクスプレスツアー&トラベルのCEOホ・バンディー氏は、「航空業界の競争が激化すれば、旅行者にはさらに多くの選択肢が与えられる。また、カンボジアの人々にとっても、中国のすばらしい観光地を訪れる機会が増えるだろう」と述べた。