第3回世界防災会議出席のため日本を訪問していたフン・セン首相は3月15日に日本・カンボジア首脳会談に臨み、安倍首相に対してカンボジア・日本間の直行便運行実現に向けて支援を要請した。
直行便運行の実現は両国の投資環境改善につながることが期待され、今までに幾度と無く計画されてきたが未だに実現されていない。現在直面している問題の大部分は航空会社内のことに尽きるため、今回フン・セン首相は日本政府から航空会社への後押しを要請した形だ。
フン・セン首相に随行している国営テレビTVKのクム・クンノヴァッ局長が自身のFacebookにてこの会談の様子を伝えたところによると、この要請に対して安倍首相は、日本の航空会社全日空が直行便実現に興味を示していることフン・セン首相に伝え、両国間の直行便運行の早期実現に向けて最善を尽くすと述べた。
日本政府とカンボジア政府は、2015年1月に「航空業務に関する日本国とカンボジア王国との間の協定」に署名を行っている。
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