経済財政省は、マイクロファイナンス業を行っているNGO団体に対して業務の停止を求めた。
カンボジア国内では多くのNGO団体が独自のマイクロファイナンス業を展開していることが多いが、経済財政相によるとそのうち幾つかのNGO団体は慈善団体を装いつつも、田舎の人々に対して高額の利息を請求しているという。そのため、利用者には高額の利息を支払うことが出来ず、多重債務に陥る者や、借金を返すことを諦め一家離散になったり、財産をすべて失ったりする人も
出てきているという。
このような悪徳マイクロファイナンスNGO団体の実態に対して経済財政省と中央銀行は2月2日共同で声明を発表、このような業務を停止するように求めた。
また、今後もマイクロファイナンス事業を継続する予定のNGO団体も、中央銀行から許可証を得なければならないとした。もしこれに違反しむ許可で業務を継続するNGO団体は法令違反として処分するとしている。
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