(c)Khmer Times
日本企業のイルヴリールは農林水産省と協力し、蚕の化粧品産業への実現可能性に関する調査を発表し、6か月前に発表した投資計画へのより具体的な道を切り開いた。クメールタイムズ紙が報じた。
今年4月、シルク化粧品を専門とする同社は、現地市場への供給、アジアと米国への輸出のため、カンボジアのシルク生産に投資する計画だと発表。農林水産省の高官は同社と協力し調査を終了したと説明した。
カンボジアでは桑の木のほとんどはクメール・ルージュ時代に壊滅し、現在はベトナムやタイから生糸を輸入している。同社の加藤和則CEOは、「研修のため既にスタッフをタイに派遣しており、今後タイとベトナムからの輸入依存を減らすのに役立つ」と語った。
また、同省は農家に土地を提供する予定であり、更には信頼構築のため、イルブリールに対し農家と契約農業に署名するよう要請するとした。