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  • 経済
  • 2017年11月4日
  • カンボジアニュース

フェイスブックの新フィード カンボジアのオンラインビジネスにダメージ[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 フェイスブックが新しく公開したニュースフィードが、ソーシャルメディア広告に大きく依存する現地の電子商取引ビジネスに壊滅的な影響を及ぼす。プノンペンポスト紙が報じた。

 今年10月に公開された新フィードでは、ほとんどの国で、ユーザーの行動に則りパーソナライズ化された情報を提供している。しかし、スリランカ、ボリビア、スロバキア、セルビア、グアテマラ、そしてカンボジアの6つの小国では、企業ページやイイねを押したページと、個人ページを分けて配信する形をとったのだ。

 シリコンバレーに拠点を置く技術アナリスト、マヤ・ギリス・チャップマン氏によると、「カンボジアの中小企業は主な店舗としてフェイスブックを使用しており、この変更は現地商取引にかなりのダメージを与える。フェイスブック外での広告費を支払える企業は生き残れるが、フェイスブックのみの運営企業はリーチの大幅な低下に苦しみ、続く場合は倒産もあり得る。残念ながら、巨大企業の決定は非倫理的だ」と述べた。

 カンボジアでは、1550万人のうち480万人がフェイスブックに登録しており、ソーシャルメディアは、販売促進やマーケティング活動に不可欠な役割を果たしている。



 コカ・コーラカンボジアのマーケティングダイレクター、コサール・コン氏は、「カンボジアの視聴者は若く、デジタルに親和性があることから、我々もフェイスブックのビデオ広告に大きく依存している。しかし今月、新フィードが公開されて以来、これまで100万回以上の視聴回数があったのが300まで落ち込み、ページの視聴は急落した。特に中小企業はマーケティングと予算編成の再考を余儀なくされている」と話す。

 フェイスブックページで約150万人イイねを獲得している人気オンラインショップ、リトルファッションのオーナー、イン・ビシェット氏は、「視聴率が70%低下した今、主な広告ツールを失った。これは販売に長引く影響を与えるが、しかし適応しなければならない。我々の顧客は主にインターネットを利用しており、テレビや雑誌に広告費を費やすつもりはない。他のデジタルマーケティングに予算を割り当てることを検討する」と語っている。

 フェイスブックのニュースフィード責任者アダム・モッセン氏は、先週の発表で、「この機能は完全にローンチしたわけではない。個人と企業ページを分けたほうが良いかどうか見極めるためのテストだ。話を聞く価値があれば、そのような意見も聞き入れる。我々は、今後どのようなフィードを使用するか分からないが、少なくとも数カ月間は新機能をテストする」と述べている。

 しかしチャップマン氏は、「テストというには時間がかかりすぎだ。これら6カ国の企業や人々を犠牲にしていることに気付いていない。あるいは知っていても、気にしていないだけか」と付け加えた。

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