カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2017年9月8日
  • カンボジアニュース

非関税障壁 アジア諸国の貿易を阻害[経済]

news_201709082
(c)Phnom Penh Post

 アジア太平洋地域の関税は、二国間および多国間貿易協定の結果、過去20年間で減少したが、関税以外の方法によって貿易を制限する非関税障壁が、カンボジアなどアジア諸国の経済成長を引き続き阻害している。プノンペンポスト紙が報じた。

 アジア開発銀行(ADB)が発表した報告書によると、関税率はアジア太平洋地域全体で大幅に下がっているが、非関税障壁は依然として重大だという。

 ADBの地域経済統合局の主席エコノミストは、「割当制度、禁輸措置、制裁措置などの非関税障壁は、カンボジア、ラオス、ベトナム、タイ、ミャンマー、雲南省を含むグレーターメコン地域(GMS)の長期貿易の成長にとって有害である。カンボジアでは、非関税障壁をより大きな国が使用する場合、問題が発生する」と述べた。

 ADBによると、1999年から2013年にかけて、カンボジアとベトナムの通過時間が10時間から5時間に半分に短縮され、また貨物もコンテナ化されたことから、二国間貿易が1000万ドルから7億800万ドルに増加した。

 世界銀行のコンサルタントは、「世界貿易機関(WTO)の貿易円滑化協定(TFA)を迅速に採択すれば、カンボジアは貿易の可能性を高めることができる。TFAは国境間の信頼を高め、コストの透明化を可能にし、貿易手続きの簡素化・標準化・調和に繋がる第一歩である。カンボジアは現在、約40%の義務を批准しているが、実施には長い道のりがある」と語った。

関連記事
経済
カンボジア・バングラデッシュ 二国間の関係強化へ[経済]
(05日)
経済
韓国 カンボジアから移住労働者増員と農作物輸入の拡大望む[経済]
(05日)
経済
インドの製薬会社がプノンペン特別経済区に工場設立[経済]
(11月28日)
経済
米国への輸出 情勢悪化にも関わらず引き続き好調 カンボジア[経済]
(11月08日)
経済
アジア開発銀行 メコン地域にとってCBTAの実施が急務[経済]
(10月28日)
経済
アジア開発銀行 カンボジアの経済モデルを再考する必要がある[経済]
(10月07日)
あわせて読みたい
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(4/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(3/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(2/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(1/4)
特集
スン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣が語る、カンボジアの努力と発展の可能性
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース