カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2017年6月9日
  • カンボジアニュース

中央銀行 マイクロファイナンス機関に対し、金利上限の遵守に関する現地調査を開始[経済]

 カンボジア国立銀行は、マイクロファイナンス機関が金利上限を遵守しているか、現地調査を実施する予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。

 国立銀行は4月1日から年間18%の金利上限を設定し、高金利を防止するだけでなく、負債の抑制と貧困緩和といった貧困層への政策が意図されていた。

 マイクロファイナンス協会顧問のブン・モニー氏は、認可された全ての機関は上限金利を遵守していると発言。 国立銀行は、同氏に対し地方選挙後に現地調査を行うと説明しており、調査が行われると知っていながら順守しない機関があるとは思えないと発した。

 マイクロファイナンス機関の会長であるホウ・レン・トン氏は、経営者として、当局の要求を尊重する必要があると発言。同氏は、上限金利は収入に影響があるものの小規模の影響であるとしつつ、小規模機関にとっては厳しい状況だろうと述べた。



 調査会社メコン・ストラテジック・パートナーズのマネージングパートナー、スティーブン・ヒギンズ氏はクメールタイムズ紙に対し、上限金利は脆い公共政策であり、貧困層の利用が制限され、闇金融を利用することになり、かえって貧困層を傷付けると指摘した。

 ブン氏は、「我々は常に貧困層を支援するため行動規範に従っているものの、中には無免許の債権者が顧客に高い金利率を請求している」と述べた。また同氏は、新規参入者と市場競争により金利率は減少していたが、公表していなかったために、国民も知らないのだろうと加えた。

関連記事
経済
MFIへの海外からの融資資金の利子 源泉徴収税を軽減[経済]
(16日)
経済
低価格住宅の開発の優先を投資家に呼びかけ チア建設大臣[経済]
(14日)
社会
カンボジア国立銀行 プノンペンに金融の博物館をオープン[社会]
(09日)
観光
フン・セン首相 エコツーリズムの開発に向けたタスクフォースを設立[観光]
(09日)
観光
アンコール遺跡のチケット売上71%増加[観光]
(07日)
経済
カンボジアビール プレミアリーグのビールパートナーに[経済]
(06日)
あわせて読みたい
特集
日本企業ならではのサービスや従業員教育を市場流入させたい
特集
隠れた“フィンテック先進国”カンボジア ~スマホ・携帯による送金額は国内総生産の半額規模にまで到達、急速に普及する金融×IT先端サービスの行く先は?~ (2/4)
特集
隠れた“フィンテック先進国”カンボジア ~スマホ・携帯による送金額は国内総生産の半額規模にまで到達、急速に普及する金融×IT先端サービスの行く先は?~ (1/4)
特集
本音調査アンケート 調査リポート02―マイクロファイナンス
特集
急拡大するカンボジアのマイクロファイナンス市場。存在感を増す日系企業の参入と巨額投資、そのマネーが向かう先の実体は?(3/3)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース