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  • 経済
  • 2016年7月18日
  • カンボジアニュース

カンボジアの農業セクターで契約栽培が増加[経済]

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(c)Khmer Times

 欧州や米国の市場でオーガニック米の需要が高まる中、カンボジア国内の精米業者や輸出業者らが相次いで、プレミアムな米を提供しようという契約栽培を始めている。

 アムルライスカンボジアのCEOであるスン・サラン氏は、国内の大手精米業者・輸出業者らはすでに2013年頃から欧州や米国に向けてオーガニック米を輸出していると話す。

 スン氏によれば、アムルライスカンボジアはグループ全体で18の提携契約でオーガニックの白米5000トンとジャスミンライス4000トンを生産予定だという。同氏は、「品質にもよるが、市場価格よりは20~25%ほど上乗せされた価格になるだろう」と話している。

 オーガニック米1キロ当たりの平均価格は1651リエルで、オーガニックでない米よりも約50%価格が高くなっている。

 農林水産省のスポークスマンは、「多くの農民は地主がいるばかりで、肥料や種を買う資本もないが、契約栽培によってこれを手に入れることができる。契約栽培は、両者にとってウィンウィンだ」と語った。農林水産省は、農家らに契約栽培を推奨している。

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