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業界別インタビュー

今後2年くらいでシアヌークビルのマーケットのトップが見えてくる[不動産]ロス・ウィーブル(2/2)

不動産

ナイトフランク
カントリーマネージャー: ロス・ウィーブル Ross Wheble
1896年に設立されて以来、120年以上の歴史と経験を持つナイトフランク。世界60カ国に500以上の支社を展開する不動産コンサルティング会社として知られている。現地マネージャーであるロス・ウィーブル氏に、今後の業界の見通しについて話を伺った。(取材日:2018年11月)
中国の支援はサステイナブルではない

――シアヌークビルの価格上昇はいつまで続くと思いますか。

 良い質問ですね。シアヌークビルの一部の土地価格は、すでにプノンペンより高いです。おそらく今後2年くらいでシアヌークビルのマーケットのトップが見えてくるでしょう。毎週のように価格が上昇しています。要因の1つとして、シアヌークビルのカジノの存在は、やはり大きいでしょう。カジノは規制が緩く、多くのお金を作り出します。

――不動産では、これから中国に依存していくと思いますか。 

 これも良い質問ですね。現在、中国は、カンボジアを支援していきます。ですが、中期、長期的観点で見れば、それはサステイナブルではありません。

 カンボジアにとって、EUや米国とも貿易取引をしています。これから、ますます欧米、アメリカから、製造業が進出してくると思います。おそらく、カンボジアが中国に依存するのは短期間だと思います。カンボジアは、他国とも良好な貿易関係を持っています。もちろん日本も含めます。また、そうなることを望んでいます。

プロフェッショナリズムの浸透を目指す

――会社のゴールはなんですか

 カンボジアで、ナンバーワンの不動産コンサルティング会社になることです。グローバルな視点で言えば、より多くの拠点を持ち、海外に広げることです。我々は、政府と協力し、カンボジアの不動産セクターを向上していきたいです。カンボジアに、我々のプロフェッショナリズムを浸透させ、不動産についての教育機会の提供もしていきたいです。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

 投資家に向けて言いたいです。とにかくカンボジアに来てみるべきだと思います。私の経験から言うと、カンボジアに来る前の人々には多くの誤解があります。彼らがカンボジアへ来たら、発展度合いに驚くところを何度も見てきました。クメールルージュ時代や、安全でないイメージもありました。しかし、今、カンボジアは、大きな可能性を秘めています。


ナイトフランク
事業内容:不動産仲介
URL: KnightFrank.com.kh

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