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業界別インタビュー

2015年12月31日

更なるサービス向上を目指し日々取り組んでおります[金融]パン・イン・トン (1/2)

金融・保険

カンボジア・パブリック銀行 Cambodian Public Bank
インドシナ地域長: パン・イン・トン Phan Ying Tong
マレーシアで強い影響力を持つ、最大級の金融型企業グループを親会社を持ち、カンボジアの外資銀行で最大の資本規模を誇る、カンボジア・パブリック銀行。様々な取り組みで更なるサービス向上に果敢に挑み続けるカンボジア・パブリック銀行のインドシナ地域長のバン・イン・トン氏にお話を伺った。
85%のお客様を5分以内に案内

 カンプ銀行では上質なカスタマーサービスの提供に重点を置いています。特に支店窓口での迅速なサービス提供は折り紙付きで、原則5分以内の待ち時間にてご案内するよう心がけており、本店担当部署からも細かくチェックされております。2014年実績は85%のお客様を5分以内にご案内することができました。更に一部支店にサービスアンバセダーを設置し、経験のあるサービスクラークがお客様の細かなニーズをくみ取り、ご案内しております。サービスアンバセダーは顧客からの苦情対応にも対応し、更なるサービス向上を目指し日々取り組んでおります。カンプ銀行ではカスタマーサービスだけではなく、銀行業務も満足していただけるよう、銀行業務マネジメントリスク計画も制定しております。社内で定期的に見直し、更新し各部署で共有し毎日の銀行業務に活かされるよう取り組んでおります。

本店窓口に日本人ヘルプデスクを設置

 カンプ銀行では最新の銀行サービスを提供することでカンボジア内のビジネス環境の改善に貢献できるよう、また日系投資家やお客様のサービス向上のために2013年に本店窓口に日本人ヘルプデスクを設置いたしました。本店にはほかにも中国人ヘルプデスクもございます。

さらに使いやすくなったインターネットバンキング

 定期的なバンキングシステム更新のほか2014年にシステム更新を行い、クレジットカードの電子取引明細書を導入しました。更に普通預金、貯蓄預金、定期預金の管理に於いて2014年4月21日に3Dセキュア(本人認証サービス)・ワンタイムパスワード(OTP)を導入しました。携帯電話情報を登録し、インターネットバンキング利用時に携帯電話に送信されるワンタイムパスワードを利用し取引を進めることでセキュリティが向上します。海外送金や新たな定期預金契約時、小切手発行時等は更なるセキュリティ対策を講じております。

 2015年6月末現在、前年同期に比べインターネットバンキングユーザーが23%増加しております。これは弊行のインターネットバンキングがお客様に受け入れていただけていることの表れかと思います。今後もシステム更新を行いさらに利用しやすいプラットフォームづくりと、モバイルバンキングの導入も検討しています。(後編へ続く)(取材日/2015年10月)


カンボジア・パブリック銀行 Cambodian Public Bank
事業内容:商業銀行
URL: http://www.cpbebank.com/
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