観光省タオン・コン大臣が10月8日に行なった発表によると、2014年の外国からカンボジアへの観光客数は450万人以上に増加すると予想されるということだ。そして、関連する収入は25億ドルに上ると予想されている。
2014年の7か月間で外国からカンボジアへの観光客が250万人以上になり、昨年の同時期より5%増加した。タオン・コン大臣は「カンボジアは450万人の観光客を受け入れ、関連収入は25億ドルに上る予定だ。GDPの16%を占め、60万人以上の雇用を支えている。また、間接的にはさらに数万人の雇用を支えていると」と説明した。
観光省は2014年5月26日に観光地の監督に関する閣僚評議令を発令しており、タオン・コン大臣は観光地の状況に関して「カンボジアの観光地は659か所に上り、このうち490か所は観光省・州観光局の許可を得ている」と説明した。
2013年カンボジアは、420万人の外国からの観光客と700万人の国内の観光客を受け入れ、観光客の総数は17.5%の増加を見せた。(写真:CAM PHOTO AGENCY/石川正頼)
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