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  • 社会
  • 2016年6月7日
  • カンボジアニュース

カンボジアの石油価格、燃料価格決定メカニズムにより着実に上昇[社会]

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(c)Phnom Penh Post

 商業省が新燃料価格決定メカニズムを実行してから4ヶ月経ったが、6月初旬のガソリン価格は政府介入前の価格レベルに戻ってきていると、プノンペンポスト紙が報じた。

 商業省によれば、現在の1リットル当たりの上限価格がハイオク3550リエル、レギュラー3450リエル、軽油3100リエルとなっている。

 今月まで、この新燃料価格決定メカニズムによって10日ごとに、1リットル当たりハイオク$0.3374、レギュラー$0.3174、軽油 $0.2927をベースに上昇してきた。一方で、石油価格報告機関プラッツシンガポール(Mean of Platts Singapore=MOPS)による6月のデータでは、1リットル当たりハイオク$0.3850、レギュラー$0.3665、軽油$0.3601となっている。

 石油価格が介入前のレベルに戻ってきていることで、消費者らの政府や価格決定メカニズムに対する批判や疑問がソーシャルメディア上であらわになってきた。これ以上の価格上昇を望まない声もある。

 カンボジアでは毎年150~200万トンの石油と軽油を輸入しており、一日で500~700万リットルの燃料製品が消費されている。

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