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カンボジア政府は来年から、公務員や縫製業の最低賃金を引き上げと併せて、給与所得税の納税対象の最低月給額の引き上げを行う。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は25日の閣僚会議で、「公務員と縫製業等の労働者の最低賃金が引き上げられ、給与所得税を支払う必要がない」と述べた。
公務員の最低賃金は275ドルから293ドルに、教師と医師の最低賃金は300ドルから318ドルに、軍曹の階級を持つ国家警察官の最低賃金は296ドルから314ドルに、軍曹の階級を持つ軍警察官の最低賃金は264ドルから295ドルに引き上げる。また、325ドル未満の賃金は給与所得税が免除される。
公共事業運輸省の広報官によると、公務員の賃金は2013年以降毎年上昇している。