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  • 労働
  • 2018年3月12日
  • カンボジアニュース

カンボジアの工場労働者 年金受け取りは60歳から[労働]

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(c)Khmer Times

 民間部門の労働者は60歳で年金を受け取ることができるが、一定の条件を満たす必要があると政府当局者が述べた。クメールタイムズ紙が報じた。

 国家社会保障基金(National Social Security Fund=NSSF)の責任者は、「縫製工と非公式労働者は、退職時に年金を受け取る前に一定の条件を満たす必要がある」と述べ、「労働者が年金を受給できるための拠出金の必要額はまだ不明だが、年金制度の草案が完成すれば明らかになる」と付け加えた。

 フン・セン首相は最近、毎週の縫製工場を訪問中に労働者に対し、2019年から退職金を受けられることを伝えており、また年金は現行の案では給与の80%を受け取ると述べていた。

 労働者運動集団連盟(Collective Union of Movement of Workers=CUMW)の代表は、カンボジアの労働者が退職時に年金を受け取ることは良いことだが、政府が設定した年齢制限は高齢すぎると指摘した。

 民間部門で働く人々のための年金制度は、昨年の3月に最初に議論され、2017年後半に開始されることが期待されていた。

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