日本大使館は12月16日、日本からカンボジアへの直接投資(FDI)は、貿易と産業発展のため、過去20年間で8億ドルを超えたと発表した。また、データでは、日本の政府開発援助(ODA)は、1993年から2014年の間に融資1億9000万ドル、助成金14億ドル、技術協力7億9800万ドルの計24億ドルにも上るという。
また、カンボジア開発評議会(CDC)によると、カンボジアにおける日本の総FDIは、1994年から2015年の間に8億100万ドルだ。
カンボジア日本経済同友会(CJBI)のイム・チャンニー会長は、「衣服や電子部品の製造において、2012年以降日本からの投資が活発化しており、このような製造業の物流供給をより良くするため、日本からのFDIは道路や橋などのインフラ開発に費やしている」と話した。
加えて、「カンボジアは、欧州と米国市場への貿易特恵を受けながら、6億人いるASEANの中心に位置している。また、輸出における税金の免除はもちろん、会社が100%外国人で所有できるなど、投資家にとって魅力的だ」と述べている。