日系大手家具製造メーカーの三吉(大阪府大阪市)が、国内大手物流グループのワールドブリッジ・インターナショナルとパートナシップを結んだと発表した。
4月8日に行われた記者会見では、三吉の前田佳孝社長とワールドブリッジ・インターナショナルのシーア・リッティ会長が壇上に上がり、空港近くの工場の生産能力を今年夏までに現状の2倍にし、今年末までに3倍にするという。
ワールドブリッジ・インターナショナルは、物流の他、自社での不動産や経済特区等の開発も行っており、高まる建設需要に応え、オーダーメイドの家具製造を請負い、カンボジア市場へ参入を図る。
会見では「カンボジア国内はもちろん、日本や他アジア市場も見越している」と前田社長は語った。