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フン・セン首相は4日、国際援助国からの資金援助を確保するために、デモ行進を計画している組合を批判した。クメールタイムズ紙が報じた。
同首相は「デモ行進をすることで自分たちが労働者の自由のために戦っていることを意味するわけではない。政府は労働者の問題に取り組むために最大限努力している」と述べた。
カンボジア労働組合(CLC)理事長であり、独立組合の連合であるカンボジア縫製産業民主労働組合連合(C.CAWDU)の代表であるアット・トーン氏は、「我々は民主主義国家でありストライキとデモを行える法律がある。私たちは政府に反対しているわけではない。我々は解決策を模索し、政府にメッセージを送るためにストライキに臨む」と語った。
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日本政府は、密輸撲滅のため使用される二艇の巡視船をカンボジア関税消費税総局(GDCE)に寄付する。クメールタイムズ紙が報じた。
GDCEの発表によると、6月にベルギーで行われたブリュッセル世界税関理事会にて船舶の受け入れに関する覚書が締結され、巡視船は10月末までにカンボジアに受け渡しされる予定だ。また、併せて船舶の運航方法の訓練も行われる。
GDCEのダイレクターは、「同国の密輸活動を抑制するためには巡視船が非常に必要だ。2艇の巡視船は海外や沿岸地域での密輸を防止し、合法的に商品を輸送する人々のビジネスを改善するだろう。日本政府は常に同国を近代化するために重要な役割を果たしている」と語った。
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配車アプリのパスアップ(PassApp)と送金サービスを行うウィング(Wing)は、プノンペンでトゥクトゥクを利用した際の支払いにおいて業務提携した。クメールタイムズ紙が報じた。
この提携では、約3000台のパスアップの車にキャッシュレスの取引を可能にする「ウィング・ケット・ロイ」というQRコードベースの支払いシステムが搭載される予定だ。
ウィングのジョジョ・マロロスCEOは、「このシステムは支払いを容易にすることはもちろん、乗客がパスアップを使用する際の安全性を高める」と語った。パスアップ社のトップ・ニムルCEOは、「このパートナーシップはドライバーの財務管理スキルを磨く狙いもある」と述べた。
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国家警察は6月29日、地方の警察に対して国際運転免許証をすべて検査し、外国人ドライバーの交通事故率を抑えるためにカンボジアの運転免許を取得するプロセスを強化するよう命じた。プノンペンポスト紙が報じた。
国家警察長官は27日、地方自治体との交通会議で、カンボジアの交通法を知らない外国人による交通事故を減らすために検査が必要だと述べた。
同長官は、「外国人ドライバーは今後、自国の免許と国際運転免許証の両方を取得しなければならず、カンボジアの運転免許証も必要となる。警察が運転手の情報を確認できなかった場合は、それぞれの大使館に連絡して支援を受ける」と付け加えた。
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カンボジアはプノンペン都内に3番目の環状道路を建設するために中国との合意に署名すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は、「現在第2環状道路の建設に取り組んでいるが、じきに第3環状道路の建設にも着手する予定だ。これにより、都市の交通渋滞はさらに軽減されるだろう」と語った。
政府はまたプノンペンの交通状況を調整するために、より多くの高架橋を建設する可能性を検討している
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フン・セン首相は28日、縫製労働者にHIV感染者との差別をしないよう呼びかけ、すべての労働者がHIV予防について互いに教育しなければならないと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
先月首相は、薬物使用者の間でHIV感染が増加したため、安全な性交渉を促し、結婚前または恋愛関係になる前には血液検査を受けるよう労働者に指示した。
国連は昨年、カンボジアがアジア太平洋地域の他国よりHIVに対する治療が先行していることを称賛しており、同国では5万7000人がHIV陽性であり、感染推定者の8割が抗レトロウイルス療法にアクセスしている。
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フンセン首相は27日、旧救国党の支持者らが、選挙後には縫製業労働者への医療無償化を含む社会的保障が停止されるという主張を否定した。クメールタイムズ紙が報じた。
首相は、「約束を実現することができなければ、私は降りて別の党に道を譲るだろう」と述べ、「妊婦へのボーナス、フリーバス乗り場、最低賃金引き上げ、健康保険など、政府が最近実施したすべての恩恵が維持される」と続けた。
カンボジア縫製業協会の副会長は、「社会保障制度は何百年も続く長期的な政策だ。現在の失業保険を含む社会保障に関する法案は、2019年1月までに完全な社会保障を提供すものであり、それは国民へのコミットメントと義務だ」と語った。