(c)Phnom Penh Post
中国の文具やスポーツ用品を製造販売している広博集団(浙江省寧波市)は9日、カンボジアに初めて工場の設立すると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジア商業省のプレスリリースによると、同社のワン・リピン社長は同省のパラ・ソラサック大臣との会合で、製品や工場の投資情報を求めたうえで、一帯一路の構想の下で二国間の貿易関係を改善し、カンボジア人のために雇用と収入を創出するために、カンボジアへの投資を拡大することを誓約した。
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プノンペン都の交通渋滞を減らすために、中国の専門家グループがモノレールや地下鉄は実現可能性を確認する調査が始まった。クメールタイムズ紙が報じた。
公共事業運輸省のスン・チャントール大臣は、「都市の公共交通を改善するため様々な実現可能性を把握する調査が始まった。自動ゲートウェイトランジット(AGT)システムやマストランジットシステムの実現可能性調査も国際協力機構(JICA)と協力して行われる」と述べた。
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カンボジア観光省のタオン・コン大臣は、シェムリアップ州で観光の目玉となる商品やリゾートを開発するため、官民の協力を要請した。クメールタイムズ紙が報じた。
タオン大臣は、「観光客をより長く滞在させるためには、さらに多くの観光地が必要だ。官民共同で観光スポットを開発し、それらをツアーパッケージに含めて欲しい」と述べた。
同省広報官は、「シェムリアップ州には、アンコールの寺院以外にも人気のある観光スポットが多数ある。小さな観光地やリゾートはツアーエージェントのツアーパッケージに含まれていないため外国人観光客から多くの興味を引き付けられていない」と述べた。
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プノンペン都内にあるセントラルマーケットの近くに「お金の博物館」がオープンした。クメールタイムズ紙が報じた。
この博物館は、「プレア・シュリーエーサン・ボーラマンエコノミクスマネーミュージアム」と名付けられ、カンボジアの金融システムの進化について紹介している。
カンボジア国立銀行総裁(NBC)のチア・チャント総裁は、「完成には10年かかった。この博物館はカンボジアの経済および金融政策の歴史を伝えるのに大いに貢献することが期待できる。さらに、過去40年間のカンボジアの経済再生と政府の成果も示している」と述べた。
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2006年に設立されたNGO、カンボジア健康運動(Cambodian Movement for Health=CMH)と弁護士らは、アルコールの消費を奨励する広告を規制する法整備を政府に要求している。クメールタイムズ紙が報じた。
また、アルコール広告に多額の費用をかけるだけでなく、それらの宣伝のため大衆に、現金、車、オートバイなどの賞品を提供する抽選会も開催しているとCMHは指摘している。
CMHの事務局長は、「惹きつけるメッセージやたくさんの賞品を使ったアルコール広告が、若者のアルコール消費の増加の主な原因であり、若年層の飲酒を助長する理由だ」と述べた。
また同氏は、「アルコールの消費の増加により、飲酒運転による交通事故や疾 ... [続きを読む]
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クメール新年に帰省する国民に対し、プノンペン都から各州まで無料バスを運行する。クメールタイムズ紙が報じた。
4日に開催されたカンボジアのスポーツ選手たちとの夕食会で、フン・セン首相は、「4月12日から18日までの間、クメール新年に向けて帰省する国民に対して、プノンペン都から各州まで120本のバスを無料で運行させる」と述べ、前年の2倍の規模となる。
また、首相によると、タクシーボートと鉄道も休日に無料で運行サービスを提供するとしている。
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フランス生まれのキットの家具や装飾品の小売業者、コンフォラマは3日、地元企業リンダー・ゴールド・クルーシブルとの独占パートナーシップに関する覚書に署名した。クメールタイムズ紙が報じた。
覚書はプノンペンのラッフルズロイヤルホテルで調印され、式典にはマエン・サムオーン副首相と在カンボジアフランス大使館のエバ・グエン・ビン大使が参加した。
リンダ・ゴールド・クルーシブルのソン・シダー社長は、「この大企業がカンボジアにやって来たのは偶然ではなく、コンフォラマと私たちが2年以上の関係を築いてきたからだ」と誇らしげに語った。
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フン・セン首相は第18回官民フォーラムで、「1月から3月の間に、税関手数料からの収入が約6億6800万ドルを占め、同期間の課税収入は約4億ドルだった。最初の3ヶ月間に関税と課税からおよそ10億6800万ドルの収入の税収があった」と述べた。
続けてフン・セン首相は、「税関と課税による収入の増加が政府公費を賄い、海外からの資金への依存を減らした」と付け加えた。
金融会社カンボジア・インベストメント・マネジメントのアンソニー・ガリアーノCEOは、「国内の経済成長と国境を越えた貿易域拡大を考慮すると、一般的に大きな利益を生み出すことが難しい経済部門からより大きな利益を生み出す経済部門へのシフトが強化されている」と語った。
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アジア開発銀行(ADB)の年刊誌「アジアディベロップメントアウトルック2019」によると、カンボジアの経済成長は昨年の好調な経済により、2019年には7%と堅調に推移すると予想されている。クメールタイムズ紙が報じた。
また、カンボジアの輸出主要国である先進国や中国の景気減速の影響を受け、2020年のGDP成長率は6.8%と鈍化すると指摘された。
ADBカントリーディレクターは、「外部環境の悪化にもかかわらず、カンボジアは今後2年間で力強い経済成長を示すだろう。将来の成長には、技術力や語学力をもつ人材の質を高め、民間セクターの需要を満たす必要である」と述べた。