カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  カンボジアの首都プノンペンで来年初頭、世界中から数百人の参加者が集まるブロックチェーンの国際的イベントが開催される。クメールタイムズ紙が報じた。  主催者のブラックアロー・カンファレンス(Blackarrow Conferences)は、PLMPフィンテック、WSGPアジアインベストメント、dクリニックと協力してイベントを開催する。  ブロックチェーンは、スマートシティやデジタル決済システムに導入するなど、産業向けのアプリケーションに役立つ分散台帳技術。今のところカンボジアではブロックチェーン産業のブームはまだ見られないが、インダストリー4.0(製造業のコンピュータ化を目指す技術的コンセプト)を掲げるカンボジア政府が目指すデジタル経済にお ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月17日
      フィンテック ブロックチェーン技術
    • (c)Khmer Times  カンボジア国立銀行(NBC)は昨日、新しい銀行間決済システム「コアリテールペイメントシステム」を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  この決済システムは、リアルタイム資金移動(RFT)システム、モバイル決済システム(MPS)、QRコード決済システム(QPS)の3つのシステムで構成されている。  これまでのところ、商業銀行ではアクレダ銀行やカンボディア銀行、カンボジアポスト銀行、プノンペン商業銀行(PPCBank)、ワタナック銀行、国民銀行、マイクロファイナンス機関では、プラサックが提携している。 (さらに…)
    • 経済
        2019年10月17日
      アクレダ銀行 プノンペン商業銀行 カンボジア国立銀行 PPCBank
    • (c)Khmer Times  国土整備・都市化・建設省は、今年1月から9月までの間の建設業に従事する労働者の数が、前年同期比で30%以上減少したと報告した。クメールタイムズ紙が報じた。  同省によると、1月から9月までの建設業に従事する労働者は、1日平均で約15万人を記録しており、このうち4万3500人ほどがプノンペンで就業している。前年同期が1日平均で約22万人であったことと比較すると、約30%以上減少したことになる。  また収入について、非熟練労働者は1日あたり7.50ドル~10ドル、熟練労働者は1日あたり10ドル~15ドル、エンジニアや建築士など専門職種は月額400ドル~2500ドルだった。
    • 労働
        2019年10月17日
      国土整備・都市化・建設省 労働者
    • (c)Khmer Times  不動産会社CBREによると、今年の第3四半期にはコンドミニアムの新規プロジェクトが9件ローンチし、その半数以上が中間価格帯の物件だ。また、建設場所はチャムカーモーン区とチョロイチャンバー区に集中している。  平均販売価格は、高価格帯の物件で1平方メートルあたり3190ドルと前期比で1.9%低下した。また、これとは対象的に低価格帯は1平方メートルあたり1531ドルと2%の上昇、中間価格帯は1平方メートルあたり2600ドルと1.2%上昇した。  全体の売上では中間価格帯と高価格帯のコンドミニアムが減少し、手頃な価格の物件の売上が増加している。CBREによると、交通渋滞を避けるために都心のコンドミニアムを購入したい地元住民の増加が背景にあるとい ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月16日
      不動産業
    • (c)Khmer Times  キャッシュレス支払いサービスを提供するウィング(Wing)は、韓国とタイの出稼ぎ労働者に対して、デジタル送金サービスを提供している。クメールタイムズ紙が報じた。  同社が提供する「Wing2World」は、出稼ぎ労働者が海外で得た収入の送金を可能にし、全国7000件以上のウィング取次店やアプリを通じてカンボジアに在住する家族は受け取ることができる。これにより、出稼ぎ労働者と家族は銀行口座を保有していなくても送金が可能になっている。  タイで働くカンボジア人労働者は、タイのディーマネー(DeeMoney)を経由して、また韓国で働くカンボジア人労働者は、Gマネー(Gmoney Trans)や国民銀行、新韓銀行を経由してカンボジアへ送金手続きを ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月14日
      労働者 技能実習生
    • (c)Khmer Times  カンボジア最大の観光見本市、「第3回カンボジアトラベルマート(CTM)2019」が11日から3日間開催された。クメールタイムズ紙が報じた。  このイベントは、世界中から集まる旅行代理店に対して、観光資源のアピールや観光産業の現地企業とのネットワーキングを目的に毎年開催されている。  出席した観光省のタオン・コン大臣は、「カンボジアの観光産業は大きな進歩を遂げており、最高の投資条件と機会が持っている」と海外からの参加者に向けて挨拶すると共に、シェムリアップ州やモンドルキリ州、ケップ州などの観光部門をより良くするための長期計画を発表した。 (さらに…)
    • 観光
        2019年10月14日
      観光省 タオン・コン
    • (c)Khmer Times  ワールドブリッジ会長のシーア・リッティ氏は、先週開催されたカンボジアの大手不動産検索サイト「Realestate.com.kh」が主催する不動産イベントで、「郊外に倉庫を建設できる資金と資源があれば、住宅を建設するよりも多くの収益を挙げられる」と指摘し、具体的な利回りの数値を引用するなどして述べた。  ワールドブリッジグループの組織の大半が住宅建設に重点を置いているなかでの発言ともあって、堅調な成長を維持する製造業に向けた不動産開発の可能性が注目されている。  ボレイと呼ばれる集合住宅などは、ワールドブリッジグループを始めとするローカル系の不動産開発会社により開発が盛んだが、一方で個人融資額の増加に対する懸念や、開発業者が提供する住宅ロ ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月11日
      不動産業 チェイン・ケイン リム・ヘン
    • (c)Khmer Times  カナダで6番目に大きい商業銀行であるカナダ・ナショナル銀行は先週、ABA銀行の残りの株式10%を6300万ドルで購入し、完全子会社化した。クメールタイムズ紙が報じた。  カナダ・ナショナル銀行は2016年にABA銀行の株式の90%を購入ており、現在はABA銀行に合計3億2000万ドルを投資している。  ABA銀行は8月、約21百万ドルを調達することを目指し、カンボジア証券取引所(CSX)で社債を上場している。7月下旬現在で総資産38億1000万ドル、カンボジアで3番目に大きい銀行となっている。
    • 経済
        2019年10月8日
      カンボジア証券取引所 商業銀行 カナダ
    • (c)Khmer Times  タイの大型スーパーマーケット「ビッグC(Big C)」は、カンボジアに最初の店舗をソフトオープンさせた。クメールタイムズ紙が報じた。  ビッグCのカンボジア1号店は、バンテイメンチェイ州の州都であり、タイ国境沿いに位置するポイペトに出店した。ビッグCはすでにベトナムとラオスでも出店しており、手頃な価格で幅広い商品を取り揃え、中低所得層の顧客をターゲットにしている。  ビッグCのポイペト店は、カンボジア開発評議会(CDC)から、1200人が雇用創出される総額680万ドルの投資プロジェクトとして承認さている。 (さらに…)
    • 経済
        2019年10月8日
      バンテイメンチェイ州 カンボジア開発評議会
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は、非公式部門における外国人による自営の禁止を解除した。クメールタイムズ紙が報じた。  労働職業訓練省は、トゥクトゥクの運転手や露天商、美容師などの非公式部門の指定職種について外国人の自営を禁じていたが、労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は5日、「禁止令は適用せず、影響を受けた人々にとっては通常通りだ」と述べた。  同省は、禁止を解除した理由について、サービス部門における外国人の専門知識の需要によるものと説明しており、外国人があらゆる産業で雇用されることが許可され、自営業もできる。 (さらに…)
    • 労働
        2019年10月7日
      労働職業訓練省
    • (c)Khmer Times  租税総局(GDT)によると、今年1月から9月までの間の税収は21億ドルを超え、前年比で29%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  これは、年間目標の95%を既に達成したことになる。  フン・セン首相は、「税収が昨年より著しく増加しており、政府は公共投資を増やすことができる」と述べた。
    • 経済
        2019年10月4日
      租税総局
    • (c)Khmer Times  政府は、今年1月から9月までの間、出産した衣料労働者の支援に540万ドル以上を費やした。クメールタイムズ紙が報じた。  国家社会保障基金(NSSF)によると、今年1月から9月までの間に合計5万5543人を出産した5万5180人の労働者に合計で540万ドルを支給した。  政府は、子供を出産した衣服労働者に100ドル、双子は200ドル、三つ子は300ドルの一時金を支給すると発表し、昨年は6万5534人の乳児を持つ6万5054人の母親に対し、約700万ドルを支給した。 (さらに…)
    • 労働
        2019年10月4日
      労働職業訓練省 経済財政省 国家社会保障基金
    • (c)Khmer Times  シェムリアップにある世界的に有名なアンコール遺跡公園の外国人訪問者数が減少している。クメールタイムズ紙が報じた。  アンコール・エンタープライズによると、今年1月から9月の間に160万人の外国人観光客がアンコールワットのチケットを購入しており、前年同期比で12%減少した。また、チケット販売による収入は7400万ドルとなり13%減少した。  観光省の広報官によると、中国人と韓国人の観光客が減少し、他の国籍の観光客数は安定しているという。一方で、プノンペンとシアヌークビルの中国人訪問者数は増加した。
    • 観光
        2019年10月3日
      観光業 観光省 アンコールワット
    • (c)Khmer Times  カンポットペッパー振興会(KPPA)によると、需要の減少により多くの胡椒農家が栽培をやめているという。クメールタイムズ紙が報じた。  KPPAのナゴン・レイ会長は、「耕作面積が3000平方メートル未満の小規模農家の20から25%が今年の収穫後に栽培を止めた。カンポット州とケップ州の農家はマンゴーなど他の作物に切り替えている」と述べた。  買い手自身が胡椒の生産を始めたことにより、注文量がここ数年で大幅に減少していることが原因だ。現在、カンポット州とケップ州では、合計290ヘクタールの農地から約100トンを生産しているが、買い手は年間約70トンしか注文がないという。 (さらに…)
    • 経済
        2019年10月3日
      農業 ケップ州 カンポット州 胡椒
    • (c)Khmer Times  カンボジア国立銀行(NBC)にると、カンボジアでキャッシュレス決済された総額が2018年には99億ドルに達した。専門家は、多くのプレーヤーの市場参入によって業界内のイノベーションを推進されていることから、政府はサイバーセキュリティの問題に対処する必要があると警告している。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア有数のキャッシュレス決済プロバイダーの1つであるパイペイのトーマス・ポコルニーCEOは、「フィンテックで不足しているのは、主に識別やKYC(Know Your Customer(顧客確認)の略)、マネーロンダリング、詐欺に対する問題などに対する長期的なソリューションだ」と述べ、問題の解決には多大な費用と外国人を含む全員を個人番号で集中管 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月2日
      フィンテック カンボジア国立銀行 パイペイ トーマス・ポコルニー
    • (c)Khmer Times  100人以上の警察官が、ストライキやデモに対処するための訓練を受けている。クメールタイムズ紙が報じた。  労働職業訓練省と関係当局は昨日、ストライキやデモなど労働者の権利に関する知識を学ぶため、カンダール州にある警察学校で2日間の訓練を開始した。  同省のソン・チャムナン次官は、「ストライキとデモを行う権利は憲法によって守られており、 非暴力的な環境で確実に行使されなければならない。ほとんどのストライキは、事業所内において労働者と雇用者間で労働争議が解決しない場合に発生している。ストライキが暴力的になれば、当局が介入する必要がある」などと述べた。  同省には今年1月から8月にかけて、5117組合の労働組合が登録されている。 ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年10月2日
      労働職業訓練省
    • (c)Khmer Times  国家警察によると、今年のプチュン・バン(カンボジアのお盆、9月27日から29日)の期間中、カンボジア全体で37件の交通事故が報告され、17人が死亡、59人が負傷した。クメールタイムズ紙が報じた。  警察の報告書によると、事故はスピード違反や飲酒運転、無理な追い越しなどが原因だったという。  昨年のプチュン・バンは期間中に全国で53件の交通事故が発生し、28人が死亡し、85人が負傷した。
    • 社会
        2019年10月1日
      交通事故 プチュン・バン
    • (c)Khmer Times  アジア開発銀行(ADB)による最新の予測によると、2020年のカンボジアの経済成長を6.8%と予測した。また今年の経済成長は、衣料品や観光、貿易、建設などの部門の力強い成長を背景に7%成長すると予測した。クメールタイムズ紙が報じた。  縫製業及び製靴業では受注増の影響により2019年に10.6%成長すると予測された一方、農業では干ばつの影響により成長率が1.1%減少すると予測された。  またADBは、2020年のカンボジアの経済成長が6.8%に縮小する可能性があるとした。 (さらに…)
    • 経済
        2019年9月26日
      縫製業 経済成長
    • (c)Khmer Times  2020年1月からの縫製業及び製靴業の労働者の最低賃金を190ドルで落ち着きそうだ。現在の最低賃金182ドルから8ドル引き上がることとなる。クメールタイムズ紙が報じた。  労働職業訓練省によると、両当事者間で最終合意した187ドルに、フン・セン首相が3ドル上乗せしたという形で決着した。労働組合側は、政府による上乗せ額が例年より少額であることから、5ドル上乗せするよう政府に要求した。一方、使用者側は記者団に対し、「新しい最低賃金は受け入れられる」と語った。  また、労働者は最低賃金に加え、これまで同様に皆勤手当10ドル、通勤および住宅手当7ドルが保障されるほか、カンボジアの社会保障制度である国家社会保障基金(NSSF)が義務となる。
    • 労働
        2019年9月26日
      縫製業 労働職業訓練省 最低賃金 製靴業 国家社会保障基金