(c)Khmer Times
カンボジアにおけるカジノの税収は、2018、19年にそれぞれ5千万ドルに上ったが、今年8月にフン・セン首相が発令したオンライン賭博を禁止する法令の影響により、2020年のカジノ税収は減収となるのではと、今月22日に行われた2020年国家予算に関する会議で経済財政省のオーン・ポーンモニロット大臣が指摘した。クメールタイムズ紙が報じた。
オーン大臣は、法令は悪徳なビジネスの防止と国家の経済安定を意図したものであるとし、「オンライン賭博を除く中国からの投資は国家にとって必要である」と述べた。
(c)Samdech Hun Sen, Cambodian Prime Minister
カンボジア政府は、首都プノンペンのゴミ収集と処分を請け負うシントリ社を買収し、より良い公共サービスを提供するため直接管理すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
フン・セン首相は、プノンペンには収集されないゴミや交通渋滞、駐車場不足の問題があると指摘し、「シントリ社は休日や従業員が休暇中にはゴミが収集せず街中で山積みになる。私たちは同社を買収し、都庁でスタッフ全員を管理する。また、新しいゾーンには入札で業者を決めて割り当てる」と述べた。
(さらに…)
(c)Khmer Times
国土整備・都市化・建設省の報告によると、カンボジアの建設投資における今年1月から9月の間の実績数値が軒並み好調だ。クメールタイムズ紙が報じた。
同省により承認された建設プロジェクト数は3433件と前年同期2541件から35%増加、また投資総額は65億ドルと前年同期48億ドルから35%増加した。延床面積は1300万平方メートル以上と、前年同期1070万平方メートルから増加している。
2000年から今年9月末まで累計すると、4万6991件の建設プロジェクトを承認し、総投資額は480億ドルに達したと同省は報告書に記している。
(c)Khmer Times
カンボジアでは今年に入りすでに1000人以上の中国人が逮捕されている。クメールタイムズ紙が報じた。
中国大使館は昨日、公式フェイスブックページの中で、「中国とカンボジアの警察官の連携により、オンラインギャンブルや売春、麻薬売買などを犯した1000人以上の中国人を逮捕し、カンボジアから国外追放した」とコメントした。中国公安部は、カンボジア内務省との間に法執行に協力する覚書を今年3月29日に署名している。
最近の国家警察の報告書によると、プノンペンとシアヌークビルにそれぞれ約10万人を含む約25万人の中国人がカンボジアに在住している。
(c)Khmer Times
国土整備・都市化・建設省は、今年1月から9月までの間の建設業に従事する労働者の数が、前年同期比で30%以上減少したと報告した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省によると、1月から9月までの建設業に従事する労働者は、1日平均で約15万人を記録しており、このうち4万3500人ほどがプノンペンで就業している。前年同期が1日平均で約22万人であったことと比較すると、約30%以上減少したことになる。
また収入について、非熟練労働者は1日あたり7.50ドル~10ドル、熟練労働者は1日あたり10ドル~15ドル、エンジニアや建築士など専門職種は月額400ドル~2500ドルだった。
(c)Khmer Times
カナダで6番目に大きい商業銀行であるカナダ・ナショナル銀行は先週、ABA銀行の残りの株式10%を6300万ドルで購入し、完全子会社化した。クメールタイムズ紙が報じた。
カナダ・ナショナル銀行は2016年にABA銀行の株式の90%を購入ており、現在はABA銀行に合計3億2000万ドルを投資している。
ABA銀行は8月、約21百万ドルを調達することを目指し、カンボジア証券取引所(CSX)で社債を上場している。7月下旬現在で総資産38億1000万ドル、カンボジアで3番目に大きい銀行となっている。