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日本の厚生労働省は、カンボジアのNEA(国家雇用機構)に対し、カンボジアにおけるサービスの質の向上強化を目的とし、パフォーマンス評価のための仕組(PAF)の導入、顧客満足度調査等の実施の支援をしている。
このプロジェクト(Japan-WAPES Joint Project)は、アジア太平洋地区の公共雇用サービスの持続可能性を強化することを目的とし、世界公共雇用サービス協会(World Association of Public Employment Services=WAPES)と日本の厚生労働省との共同プロジェクトだ。
WAPESは、1989年に設立された、雇用政策や公共職業安定所(日本ではハローワーク)を所管している行政機関等により構成され ... [続きを読む]
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カンボジア・マイクロファイナンス協会(CMA)会長のケア・ボランによると、カンボジアのマイクロファイナンス部門は今年減速すると予想している。クメールタイムズが報じた。
CMAの年次総会で講演した同氏は、新型コロナウイルスやEBA停止の可能性などの外部要因によりカンボジアの経済成長予測が下方修正されることを受け、「カンボジアのGDPの伸びが鈍化すれば、金融セクターにもある程度の影響がある。ローンの需要も減少するだろう」と述べた。
しかし、同氏は、「マイクロファイナンス機関(MFI)は主に農業、商業、小規模生産部門を対象に活動ているため、影響は限定的だ。年初には干ばつの影響に直面したが金融部門は良好なパフォーマンスを示した」と付け加えた。
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2019年にマイクロレンダーのサービスを利用したカンボジア人は210万人に達し、総融資額は75億ドルと前年比で30%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。
マイクロファイナンス機関(MFI)CMAのCEOであり、カンボジアマイクロファイナンス協会のケア・ボラン会長は年次総会後の記者会見で、「昨年のMFIは好調だった。総融資額は30%増え、預金額も着実に増加している」と述べた。
また同氏は、不良債権(NPL)比率(支払いが30日以上延滞しているローン)が2019年末に1%を下回り、前年よりも低い率だったことについても言及した。
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外務国際協力省によると、2019年に外国から送還されたカンボジア人が3万6000人以上に達した。クメールタイムズが報じた。
同省長官は、「海外で働くカンボジア人を保護するために細心の注意を払っている。タイやマレーシア、シンガポール、ベトナム、インドネシア、中国から3万6262人のカンボジア人の帰国を支援した」と述べた。
内務省長官は、「外務国際協力省の統計には、人身売買の被害者や、違法就労者などが含まれていると思われる。多くの者は、その国のカンボジア大使館の仲介によって送還されている。一部の者は自力で海外へ渡航し、不法就労したため追放されている」と述べた。
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工業手工芸省が、工業科学技術革新省に名称が変更される。クメールタイムズが報じた。
これは、同省のチャム・プラシッド大臣からの要請が受諾されたもので、政府は、科学技術革新総局と科学技術革新研究所を創設する。
同省によると、同業務を担当している既存組織を改編することにより新設されるもので、定員数の増加などは無いという。