(c)Khmer Times
昨日、イット・ソムヘーン労働大臣は、米中貿易戦争や新型コロナウイルスの流行による経済的な影響や、変化する世界的な労働市場の動向を絶えず注意するよう職員に呼びかけた。
またイット大臣は、「労働当局の主な優先事項は、すべての工場が労働者に年功手当や福利厚生の支払いを怠っていないか確認することだ」と述べ、ストライキとデモの和解のための委員会に対して、「労働運動が安全と社会秩序に影響を与えるほどエスカレートしないように、労働者による抗議に迅速に対処し続ける必要がある。抗議のすべての事件を工場レベルで解決し、他者によって扇動された大規模なストライキに発展しないようにしなければならない」と付け加えた。
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(c)WAPES
日本の厚生労働省は、カンボジアのNEA(国家雇用機構)に対し、カンボジアにおけるサービスの質の向上強化を目的とし、パフォーマンス評価のための仕組(PAF)の導入、顧客満足度調査等の実施の支援をしている。
このプロジェクト(Japan-WAPES Joint Project)は、アジア太平洋地区の公共雇用サービスの持続可能性を強化することを目的とし、世界公共雇用サービス協会(World Association of Public Employment Services=WAPES)と日本の厚生労働省との共同プロジェクトだ。
WAPESは、1989年に設立された、雇用政策や公共職業安定所(日本ではハローワーク)を所管している行政機関等により構成され ... [続きを読む]
(c)Khmer Times
カンボジア・マイクロファイナンス協会(CMA)会長のケア・ボランによると、カンボジアのマイクロファイナンス部門は今年減速すると予想している。クメールタイムズが報じた。
CMAの年次総会で講演した同氏は、新型コロナウイルスやEBA停止の可能性などの外部要因によりカンボジアの経済成長予測が下方修正されることを受け、「カンボジアのGDPの伸びが鈍化すれば、金融セクターにもある程度の影響がある。ローンの需要も減少するだろう」と述べた。
しかし、同氏は、「マイクロファイナンス機関(MFI)は主に農業、商業、小規模生産部門を対象に活動ているため、影響は限定的だ。年初には干ばつの影響に直面したが金融部門は良好なパフォーマンスを示した」と付け加えた。
(c)Khmer Times
2019年にマイクロレンダーのサービスを利用したカンボジア人は210万人に達し、総融資額は75億ドルと前年比で30%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。
マイクロファイナンス機関(MFI)CMAのCEOであり、カンボジアマイクロファイナンス協会のケア・ボラン会長は年次総会後の記者会見で、「昨年のMFIは好調だった。総融資額は30%増え、預金額も着実に増加している」と述べた。
また同氏は、不良債権(NPL)比率(支払いが30日以上延滞しているローン)が2019年末に1%を下回り、前年よりも低い率だったことについても言及した。