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  • 経済
  • 2020年4月30日
  • カンボジアニュース

カンボジアマイクロファイナンス協会、債務者に「ソフト」な措置[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 新型コロナウイルスの感染拡大による影響で債務の支払いが滞る債務者に対し、CMAは返済の一時停止や担保売却の保留、延滞金を請求しない等の措置をとっている。プノンペンポストが報じた。

 人権NGO団体であるリカド(LICADHO)は他の134団体とともに、CMAに対して、「マイクロファイナンス機関からの総融資額は100億ドルを超えており、何百万人ものカンボジア人を苦しめている。債務を停止し、土地所有者に権利を返還するべきだ」との共同声明を発表した。

 これに対しCMAのブン・モニー会長は、「国内には200万人以上の債務者がいるが、そのうち約100万人からしか担保を取得していない。私たちの利益のために彼らの財産を差し押さえるようなことはせず、顧客の借入に対してソフトな措置をとっている」と述べている。

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