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カンダール州のレンガ工場の代表者によると、価格は昨年の初めから大幅に上昇せずに安定しているという。クメールタイムズ紙が報じた。
レンガの価格は、2017年初頭に1万個のレンガが180ドルで購入できたが、需要の急増により同年後半までに300ドルに上昇し、昨年3月には400ドルにまで値上がりした。現在は供給が需要に追いついてきたことと、ベトナム産レンガとの価格競争から価格の上昇は止まっている。
同氏は、「需要が高まりから、レンガ工場の所有者の多くは生産を拡大している」と述べ、現在カンボジアにある約300のレンガ工場が、それぞれ1日あたり10万個以上を生産しているという。
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韓国JBフィナンシャルグループの子会社、PPCBank(プノンペン商業銀行)は、今年上半期の純利益が前年同期比28%増の800万ドル近くにのぼると韓国メディアが報じた。
PPCBankの総資産は、カンボジアで創業以来、着実に成長しており、6月時点で約7億7600万ドル、20.4%の増加となった。また、融資額は32.5%増加、預金額は15%増加した。
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今年上半期における航空機の乗客数が大幅に増加した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアエアポートの母体であるヴァンシ社によると、今年上半期の乗客数は、3つの国際空港を合計して約600万人に上り、前年同期比で15.5%増加した。
これは、プノンペンやシェムリアップ、シアヌークビルの国際空港に発着するすべての国際線と国内線の乗客数を合計した数値で、内訳は、プノンペン空港は15.5%増の300万人、シェムリアップ空港は4.8%増の220万人、シアヌークビル空港は210%増の75万5000人となっている。
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カンボジア政府は今年上半期で153のプロジェクト、投資総額52億ドルを承認した。これは前年同期比48.5%の増加となる。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア開発評議会(CDC)がまとめたデータによると、上半期の総投資額は、観光業が11件のプロジェクトで37億ドル、農業やアグロインダストリー(農業資源を基にした工業)、縫製業などが134件のプロジェクトで9億2060万ドル、インフラが3件のプロジェクトで4億2460万ドルとなっている。
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先週発表されたカンボジア国立銀行の報告書によると、銀行およびマイクロファイナンス部門の総資産は今年上半期に19.2%増加して448億ドルに達した。合計で2367店舗、2228台のATMがある。
また、銀行およびマイクロファイナンス部門の総融資額は約22.4%増加し、277億ドル増加した。融資残高は、銀行部門で215億ドル、マイクロファイナンス業界で62億ドルに達した。
カンボジアには商業銀行44行、専門銀行15行、マイクロファイナンス預金受入機関7機関、マイクロファイナンス機関74機関、および地方金融機関254機関がある。
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カンダール州は6月29日、野菜の安全性を証明するための簡易残留農薬検査機能を有した野菜出荷センターを開設した。クメールタイムズ紙が報じた。
この施設は日本からの無償資金協力によって建設され、収穫後の農産物が適切に処理・管理され、簡易検査により安全性が証明されることで、農家は付加価値がついた値段で農産物を販売されるとともに、消費者が安全性を証明された国内産野菜を購入することができるようになることが期待されている。
ヴェイン・サコン農林水産大臣は、「人々は食習慣が変わり、高品質で安全な食品、特に野菜や果物を求めている。ニーズを満たすには、すべての利害関係者が密接に協力することが必要だ」と述べた。