(c)Khmer Times
新型コロナウイルスの感染拡大により国内での移動制限が課せられる中、第1四半期のゴム輸出は昨年同期比で10%増加している。クメールタイムズが報じた。
農林水産省の報告書によると、1月から3月までのゴム輸出量は5万3057トン(前年同期比10%増)、平均価格は1トンあたり1397ドル(1.2%減)となり、貿易収支は7400万ドルの黒字となっている。
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カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)によると、MFIが新型コロナウイルスの感染拡大(パンデミック)により影響を受けた債務者に対し、融資条件を変更する等して負担軽減措置を実施している。クメールタイムズが報じた。
大手マイクロファイナンス機関プラサックのサイ・ソニー副社長は、「一部の顧客から返済期日の延期や金利支払いの繰り延べ等の要求を受けており、条件変更を協議し最善の解決策を見つけていく」と述べた。
CMAは、金融セクターと国内経済の発展を継続するために、債務の支払いが可能な顧客に対しては毎月の支払いを継続するよう促し、支払いが困難な顧客の支援に充当する方針を示している。
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不動産会社CBREカンボジアは、2020年第1四半期のレポートで、パンデミックの拡大に伴い、社会的および経済的影響がカンボジアの不動産セクターに影響を及ぼし始めたと指摘している。
レポートによると、1平方メートルあたりのマンション価格は、特にハイエンドおよびミッドレンジのセクターで、2020年第1四半期末までに下降傾向の兆候を見せ始めている。ミッドレンジは平方メートルあたりの価格が1.5%低下し、ハイエンドは0.5%低下した。一方で、ローエンドは価格が0.3%上昇した。
新型コロナウイルスの感染が拡大が食い止められているカンボジアにおいては、他国と比較しても不動産販売価格の影響は微々たる状況だ。
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パンデミックにより多くの人が在宅を余儀なくされ、多くの飲食店がサービスを制限される中、デリバリーサービスが飛躍的に成長している。クメールタイムズが報じた。
デリバリーサービス大手であるニャム24(NHAM24)では、注文の増加を受け、業務拡大のためプノンペンとシェムリアップの2000を超えるレストランと新たに契約をしている。
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アジア開発銀行(ADB)は、今年度カンボジアの実質経済成長率は2.3%になり、来年度は5.7%になると予測している。クメールタイムズが報じた。
ADBの報告書によると、パンデミックの影響により中国や米国、欧州の経済が閉鎖すれば、カンボジアの輸出量を大幅に減少させ、2020年の実質経済成長率は2.3%に減速するという。また、観光業や不動産業の成長鈍化によりサービス部門は1.7%の縮小が見込まれ、衣料品輸出の減少や建設業の停滞により産業成長率は6.5%への減速が予想されている。
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フン・セン首相は25日、「誤った情報が拡散されているが、混乱しないでほしい。閉鎖するのは学校やKTV、クラブ等の大人数が集まる場所のみであり、市場や工場、レストラン等は閉鎖しない」と述べた。
プノンペン都のコウン・スレン知事は、「市場を閉鎖してしまうと、人々は食料品をどこで購入すればいいのだろうか。政府は市場業者に対して通常通りのビジネスを奨励する必要がある」と述べた。
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