カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post  世界銀行が25日に発表した「2017年ビジネス環境ランキング」によれば、カンボジアは190か国中131位で、昨年より4つ順位を落とす結果となった。プノンペンポストが報じた。  専門家によれば、順位下落の要因は、カンボジアが先進経済の改善ペースに追いついていないことだという。  同報告書のデータによれば、カンボジアでビジネスを始めるのはいまだ難しい段階にあり、例えばビジネスを始めるまでにかかる日数は昨年から12日増加して99日となった。地域では最下位だ。  報告書の執筆者は、近頃カンボジア省庁で適用されている電子登録システムについて、「電子登録システムは現在のところ、企業の登録手続きをいっそうやりにくくしており、今年のランキン ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年10月28日
      世界銀行 ビジネス環境 建設許可 電子登録システム
    • (c)Khmer Times  「安全保障に関する対話と協力による、新しい国際関係の構築」をテーマに、第7回香山フォーラムが北京で開催されている。  アジア太平洋地域の安全協力と国防に関して、400人余りの各国の軍指導者や政府高官、専門家、国際機関の代表が参加する。  カンボジア国防省のティア・バニュ大臣は、フォーラムの前に中国の重要軍関係人物と会談し、中国によるカンボジア軍支援について話し合う予定だと語った。  ティア大臣は、「中国はカンボジア軍の能力や技術を向上の支援をしていくだろう。また、合意が可能になれば、国の防衛機能を向上させるために中国がカンボジア で軍事設備を設置する予定だ」と述べた。
    • 政治
        2016年10月13日
      国防省 中国 ティア・バニュ
    • (c)Khmer Times  欧州や米国の市場でオーガニック米の需要が高まる中、カンボジア国内の精米業者や輸出業者らが相次いで、プレミアムな米を提供しようという契約栽培を始めている。  アムルライスカンボジアのCEOであるスン・サラン氏は、国内の大手精米業者・輸出業者らはすでに2013年頃から欧州や米国に向けてオーガニック米を輸出していると話す。  スン氏によれば、アムルライスカンボジアはグループ全体で18の提携契約でオーガニックの白米5000トンとジャスミンライス4000トンを生産予定だという。同氏は、「品質にもよるが、市場価格よりは20~25%ほど上乗せされた価格になるだろう」と話している。  オーガニック米1キロ当たりの平均価格は1651リエルで、オーガニ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月18日
      農業 農林水産省 コメ
    • (c)Cambodia Daiky  豪雨のなか道路が突然陥没し、路上駐車していた自動車3台が穴に落下した今週水曜日の事件で、政府は木曜日、隣接する高級コンドミニアム「オリンピアシティ」建設現場に原因があると結論付けた。  「オリンピアシティ」はカナディア財閥系の最大手建設会社、オーバーシーズ・カンボジア・インベストメント・コーポレーション(OCIC)が手がけている。  副区長はかねてより原因について、「洪水により下水管が浸食されたせい」と語っていたが、自治体レベルの専門家チームはOCICに責任があるとの結論を出し、「建設会社は土壌を掘り起こした後、鉄製の支柱で地すべり防止対策をしたが、先日の豪雨では機能しなかった。路肩から雨水は駐車スペース用の穴へ染み出し、結果として ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年6月12日
      建設業 コンドミニアム 事故 コウン・スレン
    •  先週のロシア・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、ロシアのエネルギー大臣、アレクサンドル・ノヴァク氏は、「欧米の経済制裁と石油価格の世界的な下落に伴い、ロシアはアセアン諸国への原油輸出の拡大を考えており、現在はマレーシア、シンガポールへの輸出を行っており、タイ、フィリピン、カンボジアも興味深い」とロシアのメディアに話している。  カンポット州で23億ドルの石油精製所を建設中のカンボジア石油化学会社(CPC)のマネージングディレクター、ハン・カイン氏は、「毎年500万トンの生産能力に比べ、ロシアからの輸入は物流コストが非常に高く、2018年の施設完成時にロシアには目を向けないだろう」と述べ、「中東や北ヨーロッパからの少量輸入がより大きな意味を持つ」と付け加えた。  鉱 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月25日
      石油 原油 ロシア カンポット州 製油所 精製所 鉱山エネルギー省
    •  食品安全管理の必要性が高まる一方で、産業研究センター(Industrial Laboratory Center of Cambodia=ILCC)の食品検査システムは未だASEAN基準を満たしていないとクメールタイムズ紙が報じた。  16日に開催された食品安全と検査システムのワークショップの席で、工業手工芸省の次官は、「ILCCの食品検査システムは改善しているもののASEAN基準を満たしていないことから、企業はHACCP規格の食品安全検査のためにベトナムやタイへ送っている。今後はASEAN基準を満たすべく方法を模索していきたい」と述べた。  同じワークショップでアジア生産機構(Asian Producivity Organization=APO)のダイレクターも、「カンボジアの ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年5月20日
      工業手工芸省 ILCC 食品安全 検査 食品検査 食品加工
    • (c)Sumitomo Mitsui Construction Co., Ltd.  三井住友建設(東京都中央区)は8日、水ing(東京都港区)との共同事業体がカンボジア南部カンポット市の上水道拡張整備工事をカンボジア政府から受注したと発表した。  この工事は、カンボジア政府の「国家戦略開発計画2014-2018」において掲げられている「安全な飲料水へのアクセス率の向上」のために、地方都市の上水道施設整備を進めるもので、これまで雨水等を利用していた住民の公衆衛生環境の改善及び水不足の不安解消や、既存給水区域の漏水状況の改善などの促進に寄与するものとしている。  この案件は日本政府の無償資金援助(ODA)により実施されるもので、4月8日東京都内のホテルで、カンボジア王国か ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年4月12日
      ODA 工業手工芸省 三井住友建設 水ing カンポット エク・ソンチャン 水ビジネス
    • (c)Khmer Times 3月16日からプノンペン国際空港のターミナルの拡張が正式に決定されたと民間航空会社の関係者がクメールタイムズ紙に語った。 空港のアップグレードにかかる費用は1億ドルにのぼる。また滑走路や貨物ビル、ハンガーが増え、照明、計器類着陸システムのインストールを行う。 関係者は「旅客ターミナルの半分の完成を持ってグランドオープンを行うが、その後もプロジェクト全体が完了するまで作業を継続する予定だ。完了後は、少なくとも年間500万人の乗客を扱うことができる見込みだ」と語った。 カンボジアへの近隣諸国からの観光客数は今後5~10年にわたって急増することが予想されている。関係者は、「観光客数は、昨年比で年間約6~7%上昇しており、ターミナル拡張によっ ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年3月10日
      観光客 プノンペン国際空港 空港 飛行機 シェムリアップ空港 シアヌークビル空港
    • (c)The Cambodia Daily  カンボジア郵便電気通信省のスポークスパーソンは2月21日、国営の電話・インターネット事業者テレコムカンボジアの総裁が同社の資金横領疑惑に対する調査のなか解任されたことを発表した。  同省の発表によると、レイ・マリーボ氏の解任は政府が反汚職ユニット(ACU)と合同調査を行い、管理の徹底的な見直しが必要であると決定した後のことである。  報告書では、管理の不行き届きによって従業員が23万ドルを横領しており、これが歳入の減少と負債の増加を招いているとされている。一方で、郵便電気通信省のスポークスパーソン、フン・サロエウン氏は、マリーボ氏が刑法上の不正行為で逮捕されると言うのは時期尚早であると述べた。  「今言えることはこれ以 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年2月22日
      上場企業 汚職 郵便電気通信省 テレコムカンボジア 株式上場 国営企業
    •  救国党サム・ランシー党首は、すべてのバスおよびタクシー会社に対して運賃の値下げを呼びかけた。  サム・ランシー党首のこの呼びかけはガソリン価格がすでに値下がりしていることを受けてのことだ。また、地方と都市部を行き来する工場労働者に配慮してのことだという。  2月13日に工場労働者の家を視察したサム・ランシー党首は、視察後次のように語った。「我々はガソリン価格を下げるよう政府に要請し、実現した。しかし田舎へ帰る時のバスやタクシーの運賃はまだ下がっていない」  また、サム・ランシー党首は工場労働者に対して最低賃金160ドルが早急に実現するよう今後も政府に働きかけていくことを約束、政府が最低賃金160ドルへの引き上げを計画している2018年まで待つ必要はないと語った。さらに ... [続きを読む]
    • 政治
        2015年2月16日
      救国党 首相 サム・ランシー フン・セン
    • カンボジア国内では近年地方部での養豚が盛んになってきているが、農業ビジネスの牽引者であり第一人者であるモン・ルッティ氏は、「カンボジア国内ので消費される豚肉は年間2億ドル相当分を引き続き外国から輸入し続けるだろう」と述べ、今後も消費量の大半を輸入に頼らざるをえないという見方を示した。 モン・ルッティ氏の養豚場では、年間10万頭を育てることが可能で、重量にして1000万kgになるが、それでも全国の需要の6%しか供給できない。 モン・ルッティ氏は養豚について次の様に述べている。「以前は魚が人間を育てていた。今は食べるために人間が魚を育てなければならない。同じように、以前は豚が人間を育てていたが(育てなくても自由に食べられたことの比喩)、今は人間が豚を育てなければならない」 ... [続きを読む]
    • 経済
        2014年12月23日
      モン・ルッティ 農業 養豚 貿易
    •  プノンペン都、パー・ソチェッテポン知事は、プノンペン都庁が公共バス事業の拡大に伴い韓国から40台の中古のバスを購入したと伝えた。  パー・ソチェッテポン知事は「我々プノンペン都庁は公共バス事業のサービスを拡大し今後新たに8路線を運航する予定だ。そのため、プノンペン都庁は韓国から中古のバスを40台購入した。この購入によって今運行している2路線でも更によいサービスを提供でき る。我々の公共バスサービスは1日16時間運行しており、チケットの価格は一人あたり1500リエルである」と語った。  7月31日にステミンチェイ高架道路の使用開始式典で演説をおこなったフン・セン首相は「学生と僧侶、身体障害者は無料で公共バスを使うことが出来る」と述べている。 本記事は転載の許諾を得て掲載して ... [続きを読む]
    • 経済
        2014年8月2日
      韓国 交通 路線バス パー・ソチェッテポン
    • (c)Phnom Penh Post  シンガポールの投資家が、プノンペンで最大のコンテナマーケットを立ち上げる計画を発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  このプロジェクトに関わる2人のシンガポール人投資家の1人は、「The 2040 Container Market」は、トンレバサック地区のソフィテルホテルの隣の1.5ヘクタールの土地ですでに開発中であると述べた。  同マーケットは11月初旬には開始される予定で、店舗、露店屋台、カフェ、パブなどが立ち並ぶ。24時間営業を予定し、家族連れから若者たちまであらゆる層をターゲットとする予定だ。新しいコンテナマーケットへの関心は高く、500店舗のうち70%が既に予約されている。  「The 2040 Containe ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月15日
      飲食業 イオンモール 商業施設 コンテナマーケット
    • (c)Phnom Penh Post  農林水産省は、消費者の健康と輸出のため、作物の収穫量を向上させるための生物農薬(biological control agents=BCA)の使用と売買に関する取り決めを進めている。プノンペンポスト紙が報じた。  生物農薬とは、植物病原微生物や昆虫病原微生物などの有害生物の防除に利用される生物的防除資材。  農林水産省の高官は、「BCAは苦しい農業の助けになっていたが、過剰に使用することによって土壌がダメージを受け、生産性が低下している。農業生産性を向上させ、作物の回復力を補完する必要があり、政府は農産物の輸出規制に対応しなければならない」と述べた。  最近の事例では、コメに対する農薬トリシクラゾールの使用をやめなければ、欧 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月29日
      農業 農林水産省 農家 農薬 輸出