カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post  これまでカンボジアでは便宜置籍船制度によって、外国人所有の商業船舶が母国での課税を回避できる仕組みになっていたが、2015年以降は制度解消によって外国人所有の船舶がカンボジアの国旗を掲げることができなくなった。今週水曜日、カンボジア公共事業運輸省の運輸局責任者のチャン・ダラ氏が発言した。  同省ウェブサイトによれば、昨年時点で外国籍の船舶194隻がカンボジア籍として運航されていた。  プノンペンポスト紙によれば、カンボジアの便宜置籍船は違法漁業活動の疑いやドラッグ・武器への関与の疑いがあり、同制度は過去20年間以上に渡って調査対象となっていた。  2013年11月には、カンボジア国旗を掲げたカンボジア籍でない船舶に欧州での違 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月2日
      閣僚評議会 公共事業運輸省 漁業 便宜置籍船 タックスヘイブン 漁船
    • (c)Khmer Times  8月11日、ローカルの卸売会社ブライトウェイと、タイ系有機肥料製造・販売会社の大手、MSKファーティライザーとの間で、有機肥料の輸入に関する覚書を交わした。クメールタイムズ紙が報じた。  MSKのCEOは、「供給不足が原因でカンボジアの有機肥料の需要は高く、ブライトウェイと協力することでギャップを埋めたい」と述べ、「高品質の有機肥料は、良い作物の収穫と農業従事者の生活水準を高めるのに役立ち、ひいてはカンボジア経済を後押しする」と話す。  ブライトウェイの社長は、「MSKから週に約300~500トンの有機肥料を輸入するが、需要が多い場合は週2回に増やす」と述べ、「MSKから2週間以内に有機肥料を輸入し、初めはサトウキビと米を扱う大手農業企業 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月15日
      農業 肥料 ブライトウェイ MSKファーティライザー
    •  日系のガス供給企業ガスワン・カンボジア(Gas One (Cambodia) Co.,Ltd.)が、ショッピングモールやボレイなどの大規模開発に対し、エンジニアリングサービスやソリューションを提供することで液化石油ガス(LPG)の使用量増加を目指し、今月28 日に事業を開始した。プノンペンポスト紙が報じた。  ガスワン・カンボジアは、オーストラリア、インドネシア、モンゴル、ベトナム、中国で事業を展開している日系エネルギー企業サイサンの子会社だ。  同社CEOによれば、同社最初のターゲット層は、カンボジアに建設計画を持つ日本人の顧客とデベロッパーだという。同氏は、「まだ調査段階にあるが、カンボジアにおけるLPG市場は拡大しつつあるように見える。日本のLPG市場は急速に縮小している ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年7月29日
      エネルギー LPG ガスワン・カンボジア
    •  カンボジアコメ協会(CRF)と商業省は、カンボジアの高級米ブランドとして「マリス・アンコール(Malys Angkor)」という名を採用した。  CRFの事務総長は、「11月の第6回カンボジア・ライス・フォーラムで公式発表する。マリス・アンコールは、他の高級米と並ぶブランドとなる。新しい名前は、現在商標登録中だ」と述べた。  アムル・ライスのCEOは、「ブランド名の選定が遅れたことにより、輸出業者は依然として独自の名前を使用していた。外国輸出に際し、各企業は異なる名前ではなく、カンボジアのプレミアム米として認識するための単一ブランドと基準が欲しかった」と話す。
    • 経済
        2017年9月30日
      農業 カンボジアコメ協会 コメ
    • (c)Khmer Times  カンボジアは、舞踊ラコーン・コル(Lakhon Khol)と格闘技ボッカタオ(Bokator)を国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産として登録申請した。クメール・タイムズ紙が報じた。  この申請が承認されれば、文化遺産の保護を目的としてユネスコの無償資金協力の対象となる可能性がある。  昨日公表された文化芸術省の声明によると、昨年12月から申請の準備していた。また同省は、伝統音楽プレング・アラック(Pleng Arak)と絹織物の申請も準備していると述べた。  昨年6月、タイ政府がコーン(Khon)と呼ばれる舞踊を無形文化遺産へ登録申請すると発表した際、この舞踊形態はクメール文化の一部だという主張などが出るなど物議を醸 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年4月7日
      文化芸術省 タイ ユネスコ 芸術 文化 舞踊 アプサラ
    • (c)Khmer Times  カンボジアとの国境近くにあるベトナムの養豚場でサルモネラ菌が発生し、ベトナムからの豚肉を食べないよう警告が発表された。クメールタイムズ紙が報じた。  ベトナム・ニュースによると、最近の調査で、北部の養殖省で2014年から2015年に採取された豚肉の44%がサルモネラ菌に感染していることが判明。また、ベトナムで十分な措置ができておらず、カンボジアへ輸出される可能性があるという。  カンボジア農林水産省の動物衛生局は、ベトナムからの汚染された豚肉がカンボジアに侵入しないよう、予防的対策を強化しており、 同局の局長は、「先週、ベトナムでサルモネラ菌に感染した豚を処分したとの報告がされており、国境や現地養豚場でさらに検査が行われる」と述べた。
    • 経済
        2017年3月23日
      医療 事故 事件 食中毒 治療
    • (c)Khmer Times  観光業関係者は、今年3日間の中華正月は、去年と比べて海外へ旅行するカンボジア人が増えたと話す。クメールタイムズ紙が報じた。  B2Bカンボジアトラベル&ツアーのマネージングダイレクターは、「中華正月中に海外旅行するカンボジア人は300人、前年同期比約50%増だった。目的地は、マレーシア、タイ、シンガポール、韓国、日本、ヨーロッパ、米国。そのうち大半は平均5日間のパッケージ旅行でシンガポール、マレーシア、タイを訪れた」と述べた。  また、増加の理由ついて同氏は、「以前より生活水準が向上し、インターネットで他国の観光情報を得られるようになったことが海外旅行に繋がった。コスト感覚は外国人に似ており、買い物が大好きだ」と話す。同氏によると、パッケ ... [続きを読む]
    • 観光
        2017年2月1日
      観光客 観光業 旅行会社 中間所得層 富裕層 中華正月
    • (c)Khmer Times  カンボジアとベトナムの両国は、プノンペンとホーチミンを結ぶ高速道路建設の実現可能性を調査している。クメールタイムズ紙が報じた。  1月11日、カンボジア公共事業運輸省スン・チャントール大臣とベトナム運輸省チュオン・クアン・ギア大臣の会合で、プロジェクトについて議論された。  高速道路は、プノンペンからバベットを超えて、ホーチミンにつながる予定。スン大臣は、「両国の協力関係を深め、より多くの国境を開くことで、年間で50億ドルの交易を生み、また両国を訪れる旅行者の数も増えるだろう」と語り、一方でクアン・ギア大臣は、カンボジアのインフラ開発と、利便性向上を支援するという強い意向を示した。  公共事業運輸省のマスタープランによると、2020 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月17日
      ベトナム 公共事業運輸省 バベット スン・チャントール 高速道路 ホーチミン
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン都のチョウン・ソワン交通警察署長は、交通警察が賄賂を受け取った場合、法律に基づき処罰すると警告した。 プノンペンポスト紙が報じた。  チョウン署長は、「賄賂取り締まりをより厳しく監視し確実にすべきである」と語った。  内務省の治安部門の責任者は、「警察官は平均で月200ドルから250ドルの給与を得ているが、所得を補うために人々から賄賂を取っており、このような場合、解雇や降格をしなければならない。一部の警察官は義務を適切に遂行しているが、そうでないものもいる」と述べた。  2016年初旬に通過した新しい交通法では、罰金の70%が警察官に分配されると規定されている。交通警察がポケットに入れる代わりに、徴収する罰金を交 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年1月2日
      汚職 内務省 賄賂 道路交通法 警察官
    • (c)Phnom Penh Post  国会の反汚職委員会は、鉱工・エネルギー省のスイ・サエム大臣に対して、シンガポールへの砂の輸出に関して7億ドルの乖離に関して回答を求めた。プノンペンポスト紙が報じた。  国連のデータによると、2007年以来カンボジアからシンガポールに752百万ドルの砂が輸入されたという記録がある。しかし、カンボジア側は同期間にたった500万ドルの輸出を報告しただけだ。  鉱工・エネルギー省の広報担当は、「閣僚はいかなる召喚も遵守するが、シンガポール側の数字である国連のデータは完全に信じきれない。有効な証拠を待っている」と述べた。
    • 政治
        2016年12月5日
      鉱工・エネルギー省 汚職 賄賂 スイ・サエム
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアの大手通信キャリアであるスマートアクシアタへの加入者数が、市場トップのメットフォンに肉薄している。カンボジアの財閥・ロイヤルグループ傘下のセルカードは大きく引き離されて3位だ。プノンペンポスト紙が報じた。  カンボジア電気通信規制機関(TRC)の広報担当者によれば、今年6月時点で1910万人が通信キャリアに加入している。メットフォン加入者数は890万人、スマートは740万人、セルカードは240万人。残る約40万人については、キューピーやシーテル、クーテルに加入している。  同広報担当者によれば、メットフォンは音声通話分野で優勢な一方、スマートはデータ通信分野で業界を牽引しており、スマートフォン利用者の中で最も人気の通信キ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月19日
      スマートアクシアタ メットフォン シーテル 携帯電話 セルカード 通信キャリア クーテル
    • (c)The Povertist, Cambodia Business Partners  途上国の貧困と開発を扱うオンラインマガジン、「The Povertist」が、CDLマーケティングパートナーズがカンボジアに進出を検討している日系企業向けに提供しているWEBマガジン「カンボジアビジネスパートナーズ(CBP)」と提携した。  The Povertistは、2007年に個人ブログとして創刊されて以来、国際開発に関する様々な課題を取り上げているオンラインマガジン。現在は途上国の開発課題に取り組むプロフェッショナルが情報発信している多言語(日本語、英語)サイトだ。今後、The PovertistとCBPは、読者に対して参考となる記事の転載を双方で行う予定。
    • 日系
        2016年5月18日
      メディア カンボジアビジネスパートナーズ Povertist
    • (c)Khmer Times  著名なカンボジアの建築家であるヴァン・モリヴァン氏が28日、シェムリアップ州の自宅で死去した。91歳だった。クメールタイムズ紙が報じた。  同氏は1926年11月23日、カンポット州生まれ。1947年から1956年にかけて、フランスで建築を学び、1957年から1970年の間に著しい創造性を発揮し、数々の建築を作り上げた。  同氏の作品はプノンペン周辺でも見ることができ、代表作として、蓮の形をした独立記念塔(1958年)、オリンピックスタジアム(1964年)、チャトモック国際会議場(1968年)などがある。  その他の有名な作品として、プレア・スラマリット国立劇場と閣僚評議会があったが、これらの建築は、都市開発のために2008年に解体され ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年9月30日
      建設業 事件 ヴァン・モリヴァン
    • (c)Khmer Times  3日、フン・セン通り(Techo Hun Sen Blvd.)の開通式で、フン・セン首相は必要に応じて旅客機と軍用機が道路に着陸できる可能性を示唆した。クメール・タイムズ紙が報じた。  この道路は幅60メートル、長さ9.1キロメートルからなり、7600万ドルの費用で6年がかかって建設された。プノンペンの約3~4キロメートル南にあるボエン・トンパン湖を埋め立てた2572ヘクタールの範囲からなり、チャムカーモーン区、ミーンチェイ区、ダンカオ区に隣接している。  フン・セン首相は、「ティア・バニュ国防大臣に道路での緊急着陸の可能性を検討するよう頼んだ。プノンペン国際空港に着陸できない飛行機は、シェムリアップ、ホーチミン、バンコクに向かっている」 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年4月7日
      国防省 ダンカオ区 ティア・バニュ ミーンチェイ区 チャムカーモーン区 軍用機 内戦
    • (c)Khmer Times  香港上場企業ナガコーポレーションの子会社でプノンペンでカジノを運営しているナガワールドの総ゲーム収益が増加した。クメールタイムズ紙が報じている。  ナガワールドは2015年の総ゲーム収益は26%上昇して4億8060万ドルに達した。2016年は4%増加で5億80万ドルに留まり、わずかな成長率となっている。  ナガワールドの親会社ナガコーポレーションのティモシー・マクナリー会長は今後の見通しについて、「プノンペンの初の免税ショッピングモール、ナガシティウォークを開業した。今後は中国、韓国、日本人に対する3年間の複数回入国を可能にするビザの提供による利用者増を期待している。2018年にTSCLKエンターテイメント複合施設の開業も控え、同社は引き ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月12日
      ナガワールド カジノ ナガコーポレーション ナガシティウォーク 観光業 娯楽業
    •      カンボジアのマーケットを歩いてみると、屋外で肉や魚が売られているのを目にします。もちろん魚介類は水槽で生きたまま、または氷冷されて売られていますが、中にはちょっと保存状態が気になる店もあったりします。ですから、そのようなお店で本当に買って食べても大丈夫なのかなと不安になってしまいます。  クリニックで診療をしていると、問診票のアレルギー欄に「以前にサバを食べてアレルギーが出た」と記載されている患者さんが時々いらっしゃいます。サバはカンボジアでもポピュラーな魚ですが、その時にいつも思うのが、本当にサバがアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)だったのかなと。  確かに青魚に含まれるタンパク質の一種がアレルゲンとなって、アレルギー症状を引き起こすことがあります。し ... [続きを読む]
    • コラム
        2016年12月5日
      医療 サンインターナショナルクリニック 病院 食中毒 野々村英明
    • (c)Khmer Times  10月12日、中国がカンボジアから毎年米20万トンの購入に合意したとカンボジア商業省が発表した。同省の広報官によると、覚書は商業省と中糧集団(COFCO)の代表により合意され、習近平国家主席の公式訪問前の11日に発効したという。  中国国務院総理の李克強氏は、9月初めにラオスで行われたフン・セン首相との会談で、2017年から米の輸入量を10万トンから20万トンに倍増すると約束し、また乾燥施設と倉庫建設のためカンボジアの精米業者に3億ドルの融資を約束した。  カンボジアコメ協会(CRF)のフン・ラック副会長は、「この契約が穀物の市場価格の下落前に交渉されたことを明らかにし、交渉後すぐにコメの市場価格が下落した」と述べた。  中国への輸 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月15日
      コメ 中国 習近平 李克強 中糧集団
    • (c)Phnom Penh Post  市場調査会社カンターTNSの最新の報告書が、カンボジアをソーシャルメディア広告とブランデッドコンテンツ(広告形式に限らずに特定のブランドに関連したコンテンツ)が受け入れられている上位国だと認めた。  同報告書によれば、カンボジア人の59%がソーシャルメディア上のブランドから発信されるコンテンツに対して好意的に受け止めており、61%が割引などのインセンティブがあれば積極的にシェアしている。一方で、ブランドや広告に追跡されている自覚があるカンボジア人はわずか22%だった。  現地イーコマースのアドバイザーによれば、ソーシャルメディアはカンボジア市場への最も開かれた入口である一方で、カンボジア人はソーシャルメディア広告に集中している企業 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月2日
      通信業 インターネット メディア フェイスブック 広告 カンボジアビジネスパートナーズ
    • (c)realestate.com.kh  現在シンガポールでは不動産価格の高騰を避けるため、総債務返済比率や特別印紙税などの政策が導入されている。不動産所有者やバイヤーにとっては好機となる一方、下落し始めた価格はデベロッパーや投資家らに影響を与えている。ブルームバーグはこの価格抑制政策について、住宅価格が約10分の1になったとの見解を示した。  realestate.com.khによれば、一部では特別印紙税廃止を予想する専門家や、現在の政策を改変しなければ大変なことになると警鐘を鳴らす専門家もいる。  こうした政策を受け、シンガポールのデベロッパーや投資家はカンボジアなどのより利回りが大きく、規制が比較的緩やかな周辺国を視野に入れ始めている。  また、個人資産投 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月21日
      不動産業 シンガポール