カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  メコンエンジェル投資家ネットワーク(Mekong Angel Investor Network=MAIN)の投資家たちは、3度目のカンボジア公式訪問をした。プノンペンポスト紙が報じた。  MAINの投資家たちは、プノンペンでスタートアップの起業家のプレゼンテーションを見学した後、シェムリアップでは起業家と会合を行い、プロジェクトに資金を投下するかどうか可能性を探った。  今回のコーディネートをした、メコンビジネス・イニシアティブ(MBI)のカンボジアのカントリーマネージャーは、「シェムリアップにエンジェル投資家が訪れたのは初めて。海外の投資家は、カンボジアで新しいアイディアが生み出され、起業家精神にあふれているエネルギーを目の当たりして、非常に喜んだ」と述べた。  MAI ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月24日
      エンジェル投資家 メコンエンジェル投資家ネットワーク
    • (c)Khmer Times  カンボジアコメ協会(CRF)は、ASEAN有数のコメ市場であるインドネシアに約20万トンの精米を輸出したいと考えている。  CRFの副会長は、輸出の正確な日付については言及しなかったが、「カンボジア、インドネシア両国は、精米輸出のため2012年から覚書を締結し協議を続けている。両国が合意すれば、毎年15万~20万トンの輸出量を準備する」とクメール・タイムズ紙に語った。  しかし同氏は、「高い電気料金により、カンボジアのコメの価格はベトナムやタイに比べ、1トン当たり50~60ドル高い。電気料金を農業向けに、キロワット1時間当たり400.60リエル(10セント)未満に減らしたい」と付け加えた。  バッタンバンにある精米業者は、「インドネ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月12日
      インドネシア カンボジアコメ協会 コメ CRF 精米
    • (c)Khmer Times  先週木曜日、カンボジア内務省で行われた会議で、選挙登録・投票期間の安全を確保するための恒久的なワーキンググループの創設が宣言された。  国家警察長官は、「警察官が不在になる場合には、軍の協力が必要になる」と話し、また、選挙登録から開票に至るまでの選挙プロセスにも、このような治安部隊の関与が必要だと述べた。  クメールタイムズ紙によれば、ワーキンググループはすでに8月17日に成立しており、国家警察副長官とその他28名の警察官・職員で構成される。目的は選挙プロセスにおける安全と公的秩序の確保により、脅迫や暴力なしにプロセスが遂行されることとしている。  国家選挙管理委員会(NEC)は、来月から始まる2017年の地方議会選挙のための選挙登 ... [続きを読む]
    • 政治
        2016年8月30日
      国家選挙管理委員会 NEC 内務省 選挙 警察
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は10日、月給が300ドル未満の労働者に対し、2018年1月から給与所得税を免除すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  現在、月給250ドル以上の労働者は、収入の5%の税率で課税されているが、来年のはじめより適応される新しい区分では、最低月給300ドルから375ドルの労働者に対してから税金が適応されることになる。  また、月給額が375ドルから2125ドルの労働者に対しては10%、月給が2125ドルから3125ドルの人々に対しては15%、それを超える場合は20%の税金を徴収する見込みだという。  またフン・セン首相は、公務員に対しての政策も強化するとし、病死した公務員への補償金を300ドルから500ドルへと増額 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年10月12日
      税金
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアの最大野党であるカンボジア救国党(CNRP)では、今月、党の総会にてケム・ソカー副党首が新党首の座に就任した。しかし、この選出は党内部の定款に反していると内務省が指摘。次の地方議会選挙への参加を表明しているCNRPの未来に不暗雲が立ち込む。プノンペンポスト紙が報じた。  CNRPは2月にサム・ランシー初代党首が辞任。定款では、党首の辞任から新党首の選出まで18か月の期間を要するとしていた。しかし同党は3月2日に臨時総会を決起し、副党首が即就任できるように定款のうち47項目を修正。前党首の辞任後わずか数週間でケム・ソカー新党首の選出に至った。  内務省はCNRPが創立された際に提出された定款に頼るとし、今回の細則の変更は考 ... [続きを読む]
    • 政治
        2017年3月26日
      内務省 選挙 救国党 ケム・ソカー ソー・ケーン サム・ランシー
    • (c)Phnom Penh Post  タイに対するカンボジアの輸出は、2015年に比べて昨年46%急増したが、輸入はわずかに減少した。クメールタイムズ紙が報じた。  商業省が発表した統計によると、タイへのカンボジアの輸出額は、前年の639百万ドルから12月末には936百万ドルに達したが、同期間に輸入は6%減の46億ドルとなった。  二国間貿易総額は前年比でわずかに減少し、現在約56億ドルとなっている。  商業省の広報官は、「輸出の増加は、カンボジアの生産能力への投資が国内需要を満たすだけでなく増加しているという兆候だ」と述べ、「生産能力の向上に伴い、タイへの輸出は引き続き増加するだろう」と付け加えた。  また、商業省は、プノンペンで開かれた貿易見本市によっ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月2日
      商業省 タイ 貿易 二国間貿易 輸出
    • (c)Cambodia Rice Federation 相場暴落の原因  国際的なコメ価格の下落に対し、カンボジアでは何が起き、政府はどのような政策を実施したのだろうか。  カンボジアでも隣国と同様、コメ価格の暴落によって生産農家は大打撃を受けている。カンボジア特有の課題としては、精米業者(Miller)の資金力が乏しく、農家からコメを買い取ることができない事情がある。コメの生産性は高まっているが、中間業者である精米業者がコメを買い取ることができない。これでは価格下落に歯止めがかかるはずもない。  また、隣国からの輸入米の増加も国内相場の値崩れの要因と考えられる。特に、コメの輸出大国であるベトナムからの安価なコメの流入が大きな要因と考えられている。ミャンマーやタイ ... [続きを読む]
    • コラム
        2016年12月22日
      商業省 農業 カンボジアコメ協会 農林水産省 精米業 コメ
    •  建設機械の輸出入を行う大手中国企業、徐州建設機械グループは、11月4日、カンボジアでの事業拡大を発表した。  徐州建設機械グループは1989年に設立され、杭打ち機械やコンクリート機械、ホイスト、地ならし、道路建設やメンテナンスなどの建設機械を多く生産し、中国で最大の建設機械会社である。  同社のアジア太平洋地域における輸出入部門のダイレクターは、「我々は中国で最大であり、製品はワールドクラスだ。2014年にプノンペン事務所を開設し、890万ドルの収益を獲得した」と述べ、「会社の次なるステップとして、カンボジア開発のため、他の建設機械を輸入し、さらに2017年にはバッタンバンとコンポンチャムで2つの事務所をオープンさせる」と話した。  また同社の室長は、「地ならし機械、道 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年11月8日
      建設業 建設機械 コンポンチャム州 道路 水平掘削リグ 灌漑
    • (c)Phnom Penh post  カンボジアのマイクロファイナンス業界は、不良債権比率(NPL)の上昇が懸念されるも、2016年上半期も貸付残高は急成長し続けている。プノンペンポスト紙が報じた。  カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)の報告書によると、2016年上半期の貸付残高は、対前年同期比34%増の約32億ドル、一方、全体の不良債権額は4300万ドルで、不良債権比率は対前年同期比1.3%に増加した。業界関係者は不良債権比率に懸念を表明し、業界全体が融資の質を強化し、より慎重な貸付が必要であると述べている。  サタパナ銀行のブン・モニーCEOは、「6月以降、植付けシーズンで農家からの需要がピークだったが、融資を縮小していた」と述べ、「融資拡大を行いたいが ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月29日
      MFI 不良債権 CMA サタパナ銀行 ブン・モニー ホウ・イエン・トン
    • (c)Phnom Penh Post  農林水産省の2000万ドルかけた計画は、高品質の地元産野菜を1日160トン市場供給するという目標達成に苦戦している。同省の職員によると、生産コストの高さと価格設定の結果、現在はその金額の3分の1未満で提供しているという。プノンペンポスト紙が報じた。  同プログラムは、2016年半ばに開始された3年間の取り組みで、国際品質と安全基準を満たす野菜を1日160トン現地市場に供給するという目標が設定された。  農林水産省の担当者は、「農家は、食品安全基準に基づき農業や販売を行う準備が整っているものの、買い手は価格の高さに不満を抱いており、消費者も同様だ。主な課題は農家、買い手、消費者間にあり、それが解決されるまでは1日当たり50トンしか供 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年10月12日
      農業 農林水産省 野菜
    •  カンボジアとベトナム間の貿易額が今年初めの2か月で21.2%上昇し、約6.24億ドルを達成。野心的な経済目標に向かい前進した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアのベトナム大使によると、ベトナムは昨年においてカンボジアの3番目に大きい貿易相手国であり、ニ国間における貿易額は30億ドルに到達した。  さらにベトナムは2016年、カンボジアへの投資家の上位5人を占め、183個のプロジェクトに28.5億ドルの投資を登録している。伝統的な友好と好ましい地理的状況、両国政府の関係が、経済、貿易、投資協力を促進するための基盤になると同氏は説明する。  商業省のスポークスマンは、ベトナムとのビジネスは国境貿易協定が調印されればさらに促進するだろうと説明する。同氏によると、最近、当 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月16日
      二国間協定 商業省 貿易 ベトナム 投資
    • (c)Khmer Times  国の通貨であるリエルには、偽造を極めて困難にする洗練されたセキュリティ機能が埋め込まれている。クメールタイムズ紙は報じた。  店員は疑いもなく偽札を受け取り、それを釣りとして別の者へ渡し、また受け取った者も何も知らずに使用してしまうことで市中に流通している。  カンボジア国立銀行の現金担当部長は、「100ドル紙幣が最も多く偽造されている。預金または交換のために提示された偽造紙幣は、補償なしに押収されるものだと法律は定められており、我々にできることは何もない」と言う。  マイクロファイナンス機関(MFI)と市中銀行は、NBCにある偽造検出装置による分析に頼っており、金融機関がNBCに紙幣を持ってきた際に偽物を発見するという。   ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月21日
      通貨 商業銀行 リエル マイクロファイナンス機関 カンボジア国立銀行 紙幣
    •  ANZロイヤル銀行は2月3日、経済財政省と覚書(MOU)を締結し、4月から全ての支店およびオンラインで、現地通貨と米ドルでの納税が可能になると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  ANZロイヤル銀行のレオニー・レスブリッジCEOは、「革新的なデジタルソリューションにより、顧客の時間節約はもちろん、便利で安全な方法を提供できることを嬉しく思う」と述べ、また「オンラインプラットフォームを使った納税について、顧客の手数料がかからない」と付け加えた。  これにより、納税サービスを行う銀行はアクレダ銀行、カナディアン銀行、ウイング専門銀行、カンボジアパブリック銀行、ヴァタナック銀行、ANZロイヤル銀行の6行となる。  経済財政省長官は、「銀行との提携が税収の有効性と効率を高め ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月9日
      ANZロイヤル銀行 商業銀行 税金 経済財政省 納税
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアのIT業界は高度なIT技術者の不足からビジネスコストが上昇しており、業界の発展が停滞している。プノンペンポスト紙は報じた。  カンボジア資本のオンラインコンサル会社デジタルレインによって作成された報告書によると、21のIT関連‍ビジネスにおいてカンボジア人63名に対し調査したところ、75%が初級レベルで、競争力のあるIT人材として雇用可能なレベルに達していなかった。  IT技術者が不足しているため、企業はハードスキルよりもソフトスキルを重視して採用を行っており、就職後の訓練でようやく業務に必要なレベルに達するという。そういった初級技術者の採用に多くの企業が膨大な資金を訓練費用に投じている。  また、ソフトスキルの中 ... [続きを読む]
    • 労働
        2017年1月22日
      職業訓練 IT 人材 雇用 熟練労働者 高度人材 技術者
    • (c)Khmer Times  カンボジアでは、中古車が多く流通し活発に売買されていたが、最近は新車の販売が伸びており、2017年の新車の売上は昨年と比較し大きく伸びると予想されている。プノンペンポスト紙が報じた。  市場では安全性などの保証がない中古車が大半を占めており、新車のシェアは1割程度だ。しかし、トヨタカンボジアのゼネラルマネージャーは、「2016年は新車と中古車共に売上が上昇した。新車マーケットが拡大していることが見て取れた」と述べ、輸入業者のRMAカンボジアは2016年の新車販売は約40%増加した。  RMAカンボジアのフォード部門のゼネラルマネージャーは、「RMAが売上を拡大した理由は2つある。1つ目の要因は、車購入のための資金調達が容易になったこと。2 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月6日
      自動車 新車 RMA フォード 中古車 トヨタ
    • (c)Phnom Penh Post  個人所得の増加やFacebookなどのソーシャルメディアの成長がカンボジア人の旅行熱を後押しし、国内旅行のみならず近隣諸国への海外旅行客が増加している。プノンペンポスト紙が報じた。  太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel Association=PATA)のカンボジア支部会長は、「近年カンボジア人の海外旅行客は増加しており、タイやベトナム、次いでシンガポール、マレーシアへの旅行が増えている」と述べた。  カンボジア観光省のデータによると、今年1月から10月までの間の海外旅行客は118万人で昨年から20%増となり、タイ国政府観光庁より入手した数値では、2016年の10ヶ月で56万4549人のカンボジア人がタイ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年12月22日
      観光客 韓国 太平洋アジア観光協会 PATA 香港 中間所得層 海外旅行 日本
    • (c)Phnom Penh Post  日曜日から3日間プノンペンで行われている水祭りでは、200万人の来場者に向け、キャンペーンやイベントなどの広告露出が盛り上がっている。  プノンペン都庁のスポークスマンは、「リバーサイドエリアの5箇所でコンサートやエンターテイメントが準備されている。政府だけでなく、多くの民間企業がイベントを主催する。国民の誰もが水祭りを楽しみにしており、企業にとっても利益を出す良い機会だ」と述べた。  ホンリー・フード&ビバレッジの担当責任者は、「何100万人も来場するこの祭りは、広告のための理想のプラットフォームだ。メインターゲットへ当社の新しい飲料ブランドを宣伝し、来場者に製品サンプリングを配る良い機会だ」と述べた。
    • 経済
        2016年11月15日
      水祭り 飲食業 マーケティング ホンリー・フード&ビバレッジ