カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  最新の米国政府による貿易データによれば、カンボジアからの1~9月の輸出額は、前年同期比の21億6000万ドルに対し、5.6%増の22億8000万ドルとなった。米国への輸出は、カンボジアとの政情悪化にもかかわらず、主な貿易相手国として引き続き楽観的な兆候を示した。プノンペンポスト紙が報じた。  国家最高経済評議会のメイ・カリヤン上級顧問は、「米国輸出について6%近くの成長率を維持できたことは、米国経済の安定した成長によるものだが、過去数年間でみると徐々に低下している。米国との政治的関係は良好でなく、貿易関係に影響を与える可能性がある。しかし2016年7月に発効したカンボジア製旅行用品に対する特恵関税制度(GSP)の改正が、輸出拡大に役立つ可能性がある」と述べた。  一方、米国の貿 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月8日
      貿易 米国
    • (c)Khmer Times  カンボジア石油化学会社(CPC)は5月4日、2012年12月の計画発表以来、長期の遅れをとっていた、シアヌークビルでの3億ドルの石油精製プラント建設の開始を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  同社は2012年、プレアシアヌーク州とカンポット州に建設予定地として365ヘクタールの土地を購入するため、中国パーフェクト・マシナリー・インダストリーズとの合弁会社を設立した。  CPC社長は同日、「環境影響評価、土地の浄化、港湾開発、原油や精製油田などのインフラ整備に多くの時間を費したことが原因だ。しかし今は、すべてのインフラが整った。現在、他国が生産し、我々が輸入している精油はすべてユーロ3だが、我々の工場には、他国にはない最新の原油基準ユ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月7日
      石油 カンポット州 プレアシアヌーク州
    •  プレスリリースによると、11月11日から、イオンモールでカンボジア観光を促進するための第1回ジャパントラベルフェアが開催される。プノンペンポスト紙が報じた。  日本政府観光局(JNTO)が主催する2日間のフェスティバルでは、プロモーションブースや日本の観光名所や観光産業に関する情報を提供する活動が行われる。  日本へのカンボジア訪問者数は、日本の大使館からのデータによると、近年4倍に増加し、2010年には3000人から2016年には1万2000人に増加している。
    • 日系
        2017年11月7日
      観光業 日本 旅行者 中間層
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア開発評議会(CDC)のソク・チェンダ大臣は、日本からの訪問団との会合中、能力育成についての支援と、日本企業による投資促進のため、その技術サポートについて、更なる協力を求めた。プノンペンポスト紙が報じた。  また同氏は、「2018年に開設予定のイオンモール2などのプロジェクトを受け、2016年には8億2200万ドルと日本から記録的な投資を受けた」と話している。
    • 経済
        2017年5月7日
      ソク・チェンダ カンボジア開発評議会
    •  アンコール遺跡の最新の報告書によると、今年初めの10ヶ月間でチケット売上収入は、前年同期比で71.54%増加し8400万ドルに達した。外国人観光客の数は190万人に達し、前年同期比で12.25%の増加だという。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア国家観光連盟のホ・バンディ事務総長は、「売上増加は、チケットの価格を引き上げるなど、政府の戦略によって観光客の誘致が達成できていることを示している」と語った。「収益の増加は、アンコール遺跡保全の予算増加を助長している」と同氏は付け加えた。  昨年から、アンコール遺跡の1日券の価格は20ドルから37ドル、3日間パスの価格は40ドルから60ドル、1週間のパスは60ドルから72ドルにそれぞれ上昇している。
    • 観光
        2017年11月7日
      アンコールワット
    • (c)Khmer Times  5月10日より、世界経済フォーラム(WEF)ASEAN会議が3日間開催される。クメールタイムズ紙が報じた。  5月3日の記者会見で公共事業運輸省のスン・チャントール大臣は、「ファーラムでは政府と民間企業の協力について話し合われ、世界中から著名なビジネスマンや企業が集まる。これを機会に企業や投資家がカンボジアに投資することを願っている」と述べた。  ASEAN会議には600人以上が来場予定で、 フィリピン、ラオス、ベトナムの首脳陣を始め、ASEAN各国やインド、東ティモールから18名の閣僚が参加予定だ。フン・セン首相は、歓迎の挨拶を行うという。  今回のASEAN会議のテーマは「若者、技術、成長 -ASEANのデジタルと人口ボーナスの ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月6日
      商業省 公共事業運輸省 スン・チャントール 世界経済フォーラム
    •  商業省が発表した数字によると、カンボジアの輸出額は今年初めの9ヵ月間で、前年同期比で17%増の77億ドルに急増した。プノンペンポスト紙が報じた。  これは、関税の引き下げや免除により市場参入の機会が増え、カンボジアの衣料品輸出が増加したことを示している。  衣料品業界だけで総輸出額のうち49億ドルを占め、前年同期比で8.3%増加、靴業界の輸出は43.3%増となり合計で6億3600万ドルに達した。しかし、コメの輸出は2億900万ドルとなり、6.7%減少したという。  カンボジア最大の市場であるEUは、今年に入って輸出額が5.9%増加し30億ドルに達した。日本への輸出は25.8%増え、現在は5億3400万ドルとなっているが、以前から大きな市場である米国は、1%減の約15億ドル ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月7日
      縫製業 カンボジア商工会議所 輸出
    • (c)Khmer Times  穀物の価格を安定させるための2700万ドルの緊急融資資金の4分の1も融資されていない。クメールタイムズ紙が報じた。  政府は昨年、価格の暴落が発生した後、精米業者が農家から脱穀前のコメを購入するために、農村開発銀行(RDB)に1キログラムあたり840リエル($0.21)の融資するよう指示した。  RDBを通じてカンボジアコメ協会(CRF)に融資を行い、財団が保証人の役割を果たした。  CRFは、申請者を審査し、干ばつの後にベトナムから流入したコメとの競争に直面していた精米業者に手を差し伸べ、コメは輸出用に処理されたが、カンボジアの精米の輸出は、2015年に比べて昨年の0.7倍にとどまった。  RDBのカオ・タッチ氏は、「5人の ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月6日
      農業 カンボジアコメ協会 農林水産省 コメ ベトナム 輸出 ヴェイン・サコン 農村開発銀行
    • (c)WHO  日本では「インフルエンザは乾燥した冬に猛威を振るう」というイメージで知られています。そのため、東南アジアで急な高熱に見舞われると、マラリア?デング熱?と不安になるかもしれません。しかし、インフルエンザは地域によって時期や頻度こそ異なるものの、世界中で流行が見られます。もちろんカンボジアでもインフルエンザが流行する時期があり、注意が必要です。  カンボジアのような熱帯地域でインフルエンザが流行する理由には諸説あり、よく分かっていないようですが、空気の乾燥や大気汚染により気道粘膜の防御機能が低下すると、インフルエンザに感染しやすくなります。また、エアコンによる閉めきった乾燥寒冷環境が増えていることもインフルエンザの流行を後押ししていると言えます。  インフル ... [続きを読む]
    • コラム
        2017年11月6日
      医療 サンインターナショナルクリニック 病院 大気汚染 インフルエンザ 乾燥 乾季
    • (c)Khmer Times  日本は世界的に有名なアンコール遺跡群を訪れる日本人の増加に対応するため、シェムリアップに領事館を開く。クメールタイムズ紙が報じた。  5月2日プノンペンで行われたプラック・ソコン外務国際協力大臣と岸田文雄外務大臣との会談で明らかになった。  外務国際協力省の広報官は、「岸田大臣より、カンボジアを訪れる日本人観光客の増加に対応するため、日本政府が2018年1月に新しい領事館を開設すると発言があった。岸田大臣は、両国間の関係強化のため密接に協力する必要があると述べ、プラック大臣は今日までの支援に謝辞を述べた」と話した。  カンボジアと日本は1953年に初めて外交関係を樹立し、2002年以来日本政府は、主に初等教育や健康、農業、地雷除去の ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年5月6日
      観光客 観光業 シェムリアップ州 アンコール遺跡群 日本国領事館
    • (c)Phnom Penh Post  観光業がカンボジア経済の主要な推進力の一つとなっていることから、政府と民間部門は、2020年までに年間200万人の中国人観光客獲得を目指す「チャイナ・レディ(China Ready)」戦略の実施を加速化させる必要がある。プノンペンポスト紙が報じた。  タオン・コン観光大臣によると、今年初めの8ヶ月間において、昨年同期比44%増の74万2586人の中国人観光客を獲得している。  タオン大臣は、「この成長に基づき潜在的な経済的利益を得るためには、カンボジアは包括的な観光マーケティング戦略を十分に管理する必要がある」と述べている。  カンボジア旅行業協会の会長は、民間部門が同省のガイドラインに従い、中国人スピーカーの雇用、中国語資 ... [続きを読む]
    • 観光
        2017年11月6日
      中国人 観光業 観光省 タオン・コン
    •  プノンペン都は都内の200のスラム地域を合法化するための調査を実施する予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。  プノンペン都庁の広報担当者によると、スラムには1ヘクタールの土地に約100世帯が居住しており、土地を違法に奪取している可能性があるため、土地の権利や区画された分譲地を提供することが可能かどうか調査するという。
    • 社会
        2017年5月5日
      低所得者 プノンペン 違法 スラム
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア中小企業協会連合会(Fasmec)は、先月30日に行われた工業手工芸省との会談において、国内企業を支援する解決策に関して政府は効果を発していないと、政府を非難した。プノンペンポスト紙が報じた。  Fasmecのタン・ポア会長は、同会談で中小企業(SME)が直面する23の課題を提起。政府から課題を提起するよう求められたが、実際に政府から解決策は提示されなかったという。Fasmecが提起した23の課題には、政府に対して、偽造品の流出停止、輸出経路の開拓、中小企業への税金削減、融資不足への支援、品質管理手続きの加速化の要求などが含まれる。  これに対し同省の国務長官は、国内企業を支援するためには消費者が習慣を変えることが必要と ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月6日
      工業手工芸省 中小企業 カンボジア中小企業協会連合会
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアのモンドルキリ州での金採掘プロジェクトを進める豪鉱山会社エメラルドリソースの調査で、金の埋蔵量が114万オンスあると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  抽出のため露天採鉱を使用し、2019年からの生産開始に向け、今年の第4四半期には開発を始める。  エメラルドリソースによると、7年の採掘年数と9800万ドルの設備投資から、平均1年に10万6000オンスの金を生産できるとしており、1オンスにあたり1250ドルという近年の金価格から、26か月以内で投資分を回収できるとした。  同社とカンボジア政府の利益分配契約のもと、同社発表2.5%の納税が求められ、その額は合計2400万ドルにもなると見られている。
    • 経済
        2017年5月5日
      モンドルキリ州 鉱業 採掘業
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアビールのロゴが、イングランドプロサッカーリーグ(プレミアリーグ)に加盟するプロサッカークラブ、マンチェスター・シティFCのLEDボードに表示される。プノンペンポスト紙が報じた。  マンチェスター・シティは、製造元であるクメール・ビバレッジとカンボジアビールを東南アジアのビールパートナーとする3年間の契約を結んだ。  クメール・ビバレッジのコミュニケーション担当ダイレクター、イン・ソティアリット氏は、「世界で最も注目されるスポーツリーグに、カンボジアのブランドが表示されるのは今回が初めてだ。我々は、カンボジアの国内サッカーもずっと支援してきた」と述べた。同社は2009年に設立され、ボトル入り飲料水、ソフトドリンク、エナジー ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月6日
      マーケティング ビール スポーツ サッカー アルコール類 マンゴタンゴ
    • (c)Khmer Times  20以上の絹生産会社と生産者らが、合弁事業という枠組みで中国からの援助を求めている。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアの蚕は生存期間中300~400メートルの生糸しか生産できないが、中国の蚕は700~800メートルもの絹糸を生産できる。カンボジアで絹製品を作るために十分な生糸を生産できていない。  家内絹織物産業における生糸への需要は年に100トン程であるものの、現地生産は1年に1トンにしか過ぎないという。家内工業が生き残るためには生糸を輸入しなければならないと主張した。
    • 経済
        2017年5月5日
      工場 シルク 製造業 家内工業
    • (c)Phnom Penh Post  センチュリー21カンボジアは、不動産業界をプロフェッショナル化し、投資リスクを軽減するため、2018年までに23の州にサービスを展開する準備を進めている。プノンペンポスト紙が報じた。  センチュリー21カンボジアのエグゼクティブディレクターは、現在プノンペンの外の各州の不動産プロジェクトは活気があり多くの投資家を惹きつけているとしながらも、プロフェッショナルな企業がない場合、投資家たちに対し信頼できる環境を作ることは難しいとし、「我々はこの分野の成長を族可能なものにしたいと考えている。投資家たちに対し、プノンペン以外の州でも不動産分野の成長と品質をリスクなく提供できるようにしていくつもりだ」と話した。  センチュリー21カンボジア ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月5日
      不動産業
    • (c)Khmer Times  HGBグループの子会社でマツダの販売代理店であるHGBオート社は、ローン購入やリースが容易になったことで新車の販売が増加している。クメールタイムズ紙が報じた。  生活水準の向上、インフラの整備の充実、新車のメリットの認識などにより、新車の需要が増加している。  HGBオート社によると、マツダは2013年に約300台、2014年には900台、2015年と2016年には1000台以上を販売している。ローンによる購入が新車の購入の後押しとなり、2017年にはすべてのモデルで約20%の売上増加を目指しているという。  日本車の新車を求める富裕層や中間所得層が増えており、カンボジアに輸入されたばかりの新型CX-5の最初の10台は即売した。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月5日
      自動車 ローン HGBグループ マツダ
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