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  • 経済
  • 2017年5月5日
  • カンボジアニュース

カンボジアの消費者は新車を歓迎 日本車が人気[経済]

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(c)Khmer Times

 HGBグループの子会社でマツダの販売代理店であるHGBオート社は、ローン購入やリースが容易になったことで新車の販売が増加している。クメールタイムズ紙が報じた。

 生活水準の向上、インフラの整備の充実、新車のメリットの認識などにより、新車の需要が増加している。

 HGBオート社によると、マツダは2013年に約300台、2014年には900台、2015年と2016年には1000台以上を販売している。ローンによる購入が新車の購入の後押しとなり、2017年にはすべてのモデルで約20%の売上増加を目指しているという。

 日本車の新車を求める富裕層や中間所得層が増えており、カンボジアに輸入されたばかりの新型CX-5の最初の10台は即売した。

 カンボジア自動車連盟(CAIF)の会長は、「カンボジアに輸入されている中古車の約80%は走行距離を変更されている。また約40%が事故車だ。保険も適応されない自動車もあり、路上で走ることは許可するべきではない」と話した。また、同氏は、「中古車は、環境や安全上の理由からせめて厳しい検査があるべきで、年数制限もされるべきだ。このような状況だから、ほとんどの人々は中古車よりも新車を選んでいる」と付け加えた。

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