カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  インドの製薬会社VTSIXグループは、2018年初めにプノンペン特別経済区(PPSEZ)に工場を設立する。クメールタイムズ紙が報じた。  PPSEZのCEOは、「インド企業の現地市場への参入は、カンボジアの産業生産を多様化に繋がる。今後の医薬品工場は、世界保健機関(WHO)の医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)に準拠する」と述べた。  VTSIXグループは、幅広く飲み薬を製造しており、多額の投資により年間5億ユニットを生産目標にしているという。  インドとカンボジアの二国間貿易は、インド商工会議所連盟(FICCI)によると、2013年~2014年の間に約1億4500万ドルに達し、2014年と2015年の間に1億 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月28日
      貿易 医薬 インド 医薬品
    • (c)Khmer Times  胡椒は昨年6124ヘクタール栽培され、その生産高は1万2000トン近くに増加したが、価格が不安定なため、農林水産省は地理的表示(GI)の取得を促している。クメールタイムズ紙が報じた。  トボンクムン州は胡椒生産地であり、農林水産省のレポートによると、昨年は全体の72%に値する8566トンを生産した。農林水産省によると、胡椒の多くはベトナムに輸出されるという。  一方で、世界貿易機関(WTO)が定めたGIの基準へ達しているカンポット産の胡椒は、昨年87トンと収穫高を急増させ、EUなどに多く輸出されるという。  黒胡椒の市場価格は急落していることから、農林水産省の次官は各地域においてGIの取得を促したという。
    • 経済
        2017年5月24日
      農林水産省 ベトナム EU カンポット州 トボンクムン州 胡椒
    •  カンボジアの通信事業者スマートアクシアタの親会社であるマレーシアのアクシアタグループは先週、インド、マレーシアでの競争激化により第3四半期の収益は前年同期比で13.6%増加したものの、純利益が7%減少したと発表した。  収益は主に、10カ国3億2000万人の契約者によるデータ通信料によるもので、前年同期比で13億ドルから15億ドルに増加する一方、純利益は、前年同期の6220万ドルに対し5790万ドルであった。  同グループは、スマートアクシアタに関して、価格競争の激化にもかかわらず、課税後の収益と純利益はそれぞれ9.3%と8.9%の増加、データ通信料による収益は35.2%増加した。
    • 経済
        2017年11月28日
      通信業 スマートアクシアタ
    •  2017年10月に発表された世界銀行の報告によると、カンボジア経済は、付加価値の高い製造業への転換に支えられ今後2年間、成長を維持すると予測されている。プノンペンポスト紙が報じた。  世界銀行によると、靴、電気機械、自動車部品の輸出が海外からの直接投資の流入と並行して増加したことにより、2018年にはGDP成長率が6.9%に達し、2019年には6.7%とほぼ同じ水準にとどまる見込みだという。  しかし、特に中国を中心とした地域経済の減速や、選挙に関する不確実性など、下落リスクは残っているという。  世界銀行のカントリーマネージャーは、「輸出の多様化の実現に向けて、電力や物流のコストや技術のギャップに対処するために、より深く構造改革を実施する必要がある」と語った。   ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月27日
      経済成長
    • (c)Khmer Times  ポーサット州の農民は新しい野菜市場において最初の5年間を無料で利用できる。クメールタイムズ紙が報じた。  この市場は近隣諸国からの野菜輸入の減少と農民の家計向上を目的としている。  政策研究センターが実施した調査によると、カンボジアは200~400トンの野菜を近隣諸国から毎日輸入している。ベトナム、タイ、中国から野菜を輸入するのに、年間1.5億ドルから2.5億ドル費やしている。  輸入費に歯止めをかけようと、政府は今年から8つの州で野菜生産を増加し始めた。このプロジェクトの予算は2000万ドルで、そのうち約1000万ドルが野菜やその他作物の生産に使用される。  経済財務省のボンセイ・ビソット長官は、カンボジアは生産に向けた適切 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月23日
      農業 農林水産省 野菜 ポーサット州 経済財務省
    • (c)Khmer Times  農林水産省によると、イスラエルの投資家グループは、カンボジアで乳業への投資を計画しているという。クメールタイムズ紙が報じた。  農林水産省の長官によると、イスラエル企業が300ヘクタール以上の土地で500頭の乳牛を集める場所としてタケオ州を選定したという。  長官は、「カンボジアは、乳製品を輸入に依存しており、酪農への投資は重要である。イスラエルの企業が多くの技術をカンボジアに持ち込むことを期待している」と投資を歓迎した。  イスラエル企業がすでに乳業の投資を行なっているベトナムから乳牛が持ち込まれるという。カンボジアの唯一の乳製品工場であるアンコール乳業は、プノンペンSEZにあり、原材料をデンマーク、ポーランド、米国から輸入してい ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月27日
      農林水産省 酪農業 乳製品 乳牛
    •  カンボジアは、中国の投資家がカンボジアの可能性を理解できるよう、中国に商業センターを開設する。クメールタイムズ紙が報じた。  センターでは、貿易、観光、文化、投資に関連する製品や資料のサンプルを展示し、人々や投資家の利益のためにニュースを発信する予定。  経済財政省の広報担当者は、「ビジネスセンターはすでに広西チワン族自治区で進められており、遅かれ早かれ上海やその他の地域にビジネスセンターができる」と語った。また、「中国は、建設、鉱業、観光の投資の面で1位にランクされているが、観光部門には中国の投資家があまりいない」と付け加えた。
    • 経済
        2017年5月23日
      観光業 中国 経済財政省 経済成長
    • (c)Khmer Times  プノンペン北部に位置するセンソック区の価値は、他の地域と比較して安定した成長している。クメールタイムズ紙が報じた。  キーリアルエステートの創設者であり取締役のソーン・シアップ氏は、「センソック区の地価は、最近大幅な上下を見せておらず、強く安定している」と述べ、「現在のようになるまでに、かつては数倍の価格上昇があった。イオンモール2、カムコシティをはじめとするこの地域のいくつかのプロジェクトによって地価が急上昇した」と話した。  またソーン氏は、「プノンペントゥメイ地区、特にイオンモール2の周辺は、大きな可能性を秘めているだろう」と述べた。
    • 経済
        2017年11月26日
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は、チューリッヒに本社を置く世界最大規模の金融コングロマリット、クレディ・スイスに対し、カンボジアに進出するように呼び掛けた。クメールタイムズ紙が報じた。  首相府で行なわれたクレディ・スイスのマネージング・ダイレクターとの会談において、首相は、政治的な安定性、強固な経済成長、潜在的な収益性が高く、未開発のセクターの存在といった様々な要因を挙げながら、カンボジアがクレディ・スイスの拡大計画に理想的な国であるとアピールした。また、国内で急成長を遂げている業界として金融業界を挙げ、「カンボジアの金融セクターでの大きな潜在力は、確実に考慮の余地があるだろう」と述べた。  カンボジア国立銀行によると、過去16年間で、カンボジアの銀行 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月26日
      金融機関
    • (c)Phnom Penh Post  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、5月中旬に発表された国家警察の発表に基づき、現地パートナーであるロイヤルグループとの距離を置く姿勢を改めて示した。プノンペンポスト紙が報じた。  国家警察の報告によると、ロワー・セザン2ダム(Lower Se San 2 Dam)の開発に伴って、不法伐採の疑惑がキット・メン氏が会長を務めるロイヤルグループに生じているが、同グループは否定している。  ロイヤルグループは、ANZとのジョイント・ベンチャーであるANZロイヤル銀行の株式を45%を保有している。  5月18日、ANZの広報担当者は、「ANZとANZロイヤル銀行は、ロイヤルグループの活動に関与しておらず、同グループはパ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月22日
      キット・メン ANZロイヤル銀行 汚職 不正 違法伐採 ロイヤルグループ 土地紛争
    • (c)Phnom Penh Post  ベトナム・ホーチミン市で開催された第15回ASEANフードカンファレンスで、カンボジアを拠点とし、自然食品などを手掛けるコンフィレル(Confirel)のオーガニックパームシュガーが1位を獲得した。プノンペンポスト紙が報じた。  同社CEOは、「第1位という名誉は、カンボジア産のパームシュガーの評判を復活させ、市場全体の強化をもたらすだろう」と語った。  コンポンスプーパームシュガー促進協会(KSPSPA)の会長は、「コンポンスプー州のパームシュガーは、2010年にGI表示を獲得し、国際的に質の高い製品として認知されて以来、製品を手掛ける農家たちの所得の拡大にも貢献してきた」と述べた。KSPSPAの今年の生産能力はおよそ250~2 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年11月26日
      農業 食品加工業 パームシュガー
    •  観光省は昨日火曜日、アジア開発銀行(ADB)が95万ドルの資金提供をしている、ケップ州のカニ市場周辺の地域発展を目的とした環境インフラ整備プロジェクトの起工式を開催した。プノンペンポスト紙が報じた。  観光省高官によると、同プロジェクトは来年の8月までに竣工する予定であり、国内外の観光客をケップ州に誘致するため、観光センターの建設、排水システムの設置、公衆トイレの建設などを行う予定だという。
    • 経済
        2017年11月25日
    •  カンボジアの最高裁判所は11月16日、最大野党の救国党(CNRP)の解党の決定と、指導者118人の今後5年間の政治活動を禁止することが命じた。プノンペンポスト紙が報じた。  CNRPは、2013年にサム・ランシー党と人権党の合併により結成され、今年6月の地方選挙では40%以上の議席を獲得するなど、与党の脅威となるまでに躍進を遂げた。しかしケム・ソカー党首が国家反逆罪容疑で逮捕され、ベトナム国境の留置所に拘留されていた。  CNRPの広報担当者は、「裁判所の決定は、この国の民主主義に打撃を与えた。だが、カンボジア内外の民主化運動がこれまで以上に強く結びつく機会となり、致命的なものではない。国際援助機関に対し、与党へ必要な制裁を講ずるよう要請している」と述べ、民主的な変化はまだ起こ ... [続きを読む]
    • 政治
        2017年11月25日
      救国党
    • (c)Khmer Times  安価で入ってくる輸入品によりカンポット産ドリアンの評判を損なうリスクがあると栽培者は警告する。クメールタイムズ紙が報じた。  安価なドリアンは、1キログラムあたり約2ドルで販売される一方、最高級のドリアンは1キログラムあたり約5ドルで販売される。また、カンポットの農業省によると、昨年カンポット州の1193ヘクタールの土地においてドリアンが栽培され、3万3000トンの収穫が行われた。  カンポットのドリアン栽培農家は、ベトナムとタイからの輸入ドリアンがカンポット産のドリアンだと呼ばれ、安い値段で売られているとして、品質の高いカンポット産のドリアンのブランド価値を低下を懸念している。  ほとんどの消費者は、外見でカンポット産かどうかを特 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年5月21日
      農業 農林水産省 ベトナム 消費者 ドリアン
    •  プノンペンからシアヌークビルまでの高速道路は年末までに着工される予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。  プレアシアヌーク州の産業発展に貢献することを目指し、190キロメートルの道路は 中国交通建設によって建設され、約20億ドル相当の契約を結んでいる。  道路開発は、政府の高速道路マスタープランの一部であり、2020年までに90億ドルの費用をかけて850キロメートルの高速道路が必要になると推定されている。また、2040年までに、約2230キロメートルが要求されており、費用は260億ドルになる。  マスタープランのもとでは、プアシアヌーク州への道路は中国企業による投資が最初の成果となる。
    • 経済
        2017年5月21日
      中国企業 物流業 シアヌークビル 一帯一路 高速道路 プレアシアヌーク州