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  • 経済
  • 2020年10月16日
  • カンボジアニュース

カシューナッツの輸出が好調 対前年比で20%増 カンボジア[経済]


(c)Phnom Penh Post

 カンボジア農林水産省によると、今年1月から9月までの間、カシューナッツを約20万トン(対前年同期比20.5%増)輸出した。プノンペンポストが報じた。

 カシューナッツの輸出先は、ベトナムやタイ、日本、ロシア、中国、香港、フランス、韓国、トルコ、バングラデシュだ。

 コンポントム州南西部にあるカシューナッツ加工業者のライ・フオット氏は、今年1月から9月までの間に、カシューナッツを国内市場に40トン販売したと語り、昨年の50トンを上回る可能性があるという。
 
 ライ氏は、「カシューナッツの市場は非常に好調で、ここ数か月でたくさんのトレーダーが私の工業を訪れて商品を購入している」と語る。

 同氏によると、カシューナッツは通常3月上旬から5月に収穫され、今年の取引価格は当初6800~7000リエル(1.66〜1.71ドル)からスタートし、後半は4700~5000リエルでに下落したという。

 農林水産省は、カンボジアが昨年、20万2318トンのカシューナッツを海外市場に輸出しており、2018年の10万1973トンからほぼ100%増加した。また同省によると、カシューナッツの栽培に割り当てられた栽培面積は、22の州にまたがり計14万9660ヘクタールにおよぶ。

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