(c)Phnom Penh Post
ナガワールドの親会社であるナガコープは、シェムリアップ州とプレアシアヌーク州での統合型リゾート事業(IR)の展開に関心を示している。プノンペンポストが報じた。
同社は、香港証券取引所(HKEX)に提出した中間報告書で、はシェムリアップとシアヌークビルにおける収益性の高いIR開発の実現可能性について模索したいとした。
これに対し経済財政省は、「シェムリアップではカジノが禁止されており、企業がIRビジネスを展開する場合は観光省にライセンスを申請してもらう必要がある」と述べており、法的に適切な手続きが必要な旨を示唆した。
観光省広報官は、「もし記者会見を開いたりリゾート開発をしたいのなら、観光省にライセンスを申請する前に商業省への登録が必要だ」と述べているが、シェムリアップ州でのIR投資には前向きだ。
ナガコープはプノンペンで唯一許可されたカジノ施設ナガワールドを所有しており、現在ナガワールド3が開発中となっている。上半期の純利益は前年同期比91.6%減の2060万ドル、売り上げは前年同期比57.7%減の3億7750万ドルだ。