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カンボジアのモバイルおよびインターネットのユーザー数は、今年上半期中に大幅に増加し、現在では国内のSIMカードの使用数が、人口を上回っている。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア電気通信規制機関(TRC)の統計によると、登録されたSIMカードの数は、上半期に9.4%増加し、2080万に達した。また、モバイルインターネットと固定インターネットの両方を含むインターネットユーザーは31.6%上昇し、現在では1580万人で、人口の約98.5%に相当する。また2月現在で、フェイスブックのユーザー数はカンボジアで700万人に達しているという。
TRCの広報官は25日、「カンボジアのSIMカード市場は飽和状態にあるが、インターネット加入者の数は増加する余地がある」と述べた。
カンボジアには現在、セルカードやスマートアクシアタ、メットフォン、シーテル、クーテル、qbの6つの電気通信会社があり、このうちスマート、メットフォン、セルカードの3社がユーザーの90%を占めている。
同氏は、「市場の競争により価格は引き下げられているが、時にはサービスの品質を向上させる必要がある」と指摘した。
最近、スマートアクシアタは中国のハーウェイの支援を受け5Gネットワークのライブトライアルを実施しており、年末までに5Gサービスの提供を開始する予定だ。