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カンボジアの成長する中流階級の購買力の増加を反映して、電気製品の売上が伸びた。クメールタイムズ紙が報じた。
世界的な調査会社GfKのシンガポール事務所によると、電気製品の売上高は2018年に413百万ドルに達し、対前年比27.8%増となった。
このうち、スマートフォンが2億8200万ドル、家電製品(テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫など)が1億2200万ドルを占めている。
2017年の電気機器全体の売上高は2億2300万ドルで、このうちスマートフォンが2億1400万ドル、家電製品は1億900万ドルとされており、順調に伸びた。
カンボジアのLG電子の正規販売代理店、Ggearのソック・ピセットCEOは、「2018年の売り上げは膨大だった。しかし、競争が激しいため、LG電子の家電製品の売上は予想以下で伸び悩んだ」と述べた。
また、同氏は、グレーマーケットで活動している企業は合法的に輸入している企業よりも不公平な優位性を享受している点を指摘。「政府の介入を必要とする問題だ」と付け加えた。
政府の統計によると、カンボジアの経済成長率は昨年7.5%に達し、一人当たりの収入は前年同期の1434ドルから1563ドルに増加した。