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カナダナショナル銀行グループのABA銀行は、顧客数の増加に伴い、カンボジア国内にさらに11の支店を開設する。クメールタイムズ紙が報じた。
ABA銀行の事業開発マネージャーであるメイ・ピロン氏は13日、「我々の事業は年30%以上の成長をしており、今後も拡大するしていく。2018年末時点でカンボジア国内に64の支店があるが、今後はプノンペンを含む各州に11の支店を開設する」と述べ、事業拡大計画を明らかにした。
2019年1月30日現在、ABAの総資産は28億1000万ドルで、カンボジアで3番目に大きい銀行となっている。
昨年末、同行の顧客数は42万6000人、融資残高は18億3000万ドルに達し、対前年同期比で約49%増となった。 2018年末の預金残高は21.8億ドル。
昨年、世界最大手の格付け機関であるスタンダード&プアーズ(S&P)は、ABAの見通しを「ネガティブ」から「ポジティブ」に修正し、格付けを「B」とした。