カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2018年8月26日
  • カンボジアニュース

カンボジアのマイクロファイナンス機関 全事業を韓国系銀行に売却[経済]

news_201808262
(c)Phnom Penh Post

 2017年に1730万ドル相当の資金を調達していたサミックマイクロファイナンス社は、韓国の農協銀行に全事業を金額非公開で売却したと、23日に同社の関係者が明らかにした。プノンペンポスト紙が報じた。

 サミック社のCEOは、「売却する決定は、金融業界内での競争によるものだ。事業者は繁栄のために資本を増強し、間接費を削減する必要がある」と語った。

 サミックの買収に成功した後、農協銀行は中小企業向けの在宅ローンの拡充、さらに追加事業を開始する予定だ。またシアヌークビル、シェムリアップなどの地方都市にも支店を増やす。

 カンボジア国内の金融機関の統合・買収は過去3年間で増加している。

関連記事
経済
E-mart24がカンボジアに進出、2024年に最初の店舗を開設予定[経済]
(08月29日)
経済
カンボジアの電子決済額、世界最高水準に[経済]
(07月06日)
経済
PPCBank社債上場第2フェーズは応募超過に カンボジア[経済]
(10月12日)
経済
韓国で就業期間満了後のカンボジア人労働者に雇用機会を付与 カンボジア[経済]
(08月27日)
経済
電子部品工場建設に向けて韓国からの投資を誘致 カンボジア[経済]
(08月26日)
経済
中小企業銀行と農業開発銀行、中小企業へ6300万ドル融資 カンボジア[経済]
(07月31日)
あわせて読みたい
特集
日本企業ならではのサービスや従業員教育を市場流入させたい
特集
隠れた“フィンテック先進国”カンボジア ~スマホ・携帯による送金額は国内総生産の半額規模にまで到達、急速に普及する金融×IT先端サービスの行く先は?~ (1/4)
特集
本音調査アンケート 調査リポート02―マイクロファイナンス
特集
急拡大するカンボジアのマイクロファイナンス市場。存在感を増す日系企業の参入と巨額投資、そのマネーが向かう先の実体は?(3/3)
特集
急拡大するカンボジアのマイクロファイナンス市場。存在感を増す日系企業の参入と巨額投資、そのマネーが向かう先の実体は?(2/3)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース