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カンボジア国立銀行(NBC)の今年上期の報告書によると、農業、工業、サービス業からの貢献により実質経済成長率は平均7%になるとした。クメールタイムズ紙が報じた。
NBCの報告書によると、農業部門は2%、産業部門は10.2%、サービス部門は6.5%伸びるとみられており、農業分野は、これまでの気候条件の良さから利益を得ており、実質の経済成長に大きく貢献するとみられる。特に、コメの生産量が7%増加すると予測されているほか、ゴムの生産量は6%増加し、輸出は21%増加するとしている。
また同報告書は、建設、衣料品、靴、および製造業分野の堅調な業績により、産業部門が依然として経済成長を促進する上で重要な役割を果たしていることを強調している。
NBCのチア・チャント総裁は、「2018年末までに外貨準備が100億ドルに達する。これは、今後6ヶ月間の商品やサービスの輸入を確保し、カンボジア経済の回復力に対する投資家の信頼を強化するのに十分なものである」と述べた。