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カンボジア・カンダール州に国内最大のデータセンターが建設される。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアの地元IT企業であるテ・アイコーン エンタープライズ(Te Aikhong Enterprise)とケップスター・データセンター(Kepstar Data Center)は、マレーシアに本社を置くフォーティチュード・アジア社と提携し、カンダール州にある5ヘクタールの土地にデータセンターを建設する。18カ月以内に運用準備が整い、6月に建設が開始されるという。
テ・アイコーン社のダイレクターは、「データセンターはデジタル経済の発展にとって鍵になる。投資家を誘致する上でも重要な役割を果たすだろう。同国にデータを保存する信頼できる場所があれば、企業が同国に来る可能性が高くなる」と語った。
同氏は続けて、「今後は施設の利用者に請求される料金を決定する。データセンターはあらゆる国際要件を満たし、顧客は民間企業や銀行になると考えているが、政府のためのスペースも確保する」と語った。
フォーティチュードアジア社のディレクターは、「このデータセンターの開発に伴い、地元の人々を訓練して、同国のクラウドプラットフォームの開発と維持に参加できる」と語った。