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カンボジアの地方の農業セクターで日本主導のバイオマスエネルギーのプロジェクトが計画されている。もみ殻をリサイクルし、環境負荷の軽減と農業コミュニティへの収益源の提供を目指している。クメールタイムズ紙が報じた。
このプロジェクトは、日本政府による二国間クレジット制度(JMC)の一部として進められている。JMCは、低炭素技術の普及促進のため、途上国の持続可能な開発に取り組んでいる。
先週木曜日、福岡県北九州市から来た関係者とカンボジアコメ協会(CRF)の代表は会談を行った。
協会の代表は、「このプロジェクトは、もみ殻の処理をする際の電気を貯蔵するためのサイロの建設を計画している。化石燃料よりも二酸化炭素の排出が少なく、また参加する農家にも追加収入をもたらす」と述べた。
このプロジェクトを進めるにあたり、日本政府はプロジェクトの資金の50%(250万ドル)を支援する。残りの資金は地元の製粉業者または工場によって提供されるか、日本と現地企業の合弁会社によって提供される予定だ。