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  • 経済
  • 2018年2月3日
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プノンペン―シアヌークビルの高速道路 英国の法律事務所が主任弁護士に[経済]

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(c)Khmer Times

 中国交通建設を母体とする、プノンペンとシアヌークビルを結ぶ新しい高速道路を建設する中国路橋工程有限責任公司(China Road and Bridge Corporation=CRBC)は、2018年1月11日、英国の法律事務所ハントン&ウィリアムズLLPと契約を結んだ。クメールタイムズ紙が報じた。

 契約はカンボジア、中国の両首相の面前で行われ、ハントン&ウィリアムズLLPは、同プロジェクトでCRBCの主任弁護士となることを発表した。

 プロジェクトを率いるカーク・ロブリック氏は、「この高速道路は、国家経済を変えることが期待されている」と話す。

 中国の一路一帯構想の重要プロジェクトであるこの高速道路は、総工費は約20億ドル。プノンペンとシアヌークビル州を結ぶ。建設開始は2019年夏、4年後の完成が予想され、4車線、全長190キロメートルだという。

 このプロジェクトは、中国の建設会社によるBOT方式(※)で建設予定。

 ※外国企業が、相手国から土地の提供を受け施設建設を行い、一定期間管理運営、投資回収をした後に、相手国に施設や設備を委譲する開発方式。

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