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エンパイヤーワールドグループアジアはスヴァイリエン州・バベットで大規模な衛星都市の開発を進める。開発の第一段階では、800ヘクタールのうち50ヘクタールの土地に建物を建設する予定だ。カンボノミストが報じた。
同グループは、カジノ、ホテル&リゾート、商業施設、工業地帯といった設備の建設を予定している。この都市計画には完成までおよそ15年がかかる見込みで、建設は始まったばかりだ。まず手始めに、建物の建設が始まり、556棟の建設に5億円が投じられる予定だ。
同社のCEO、エリック・ロー(Eric Loo)氏は、バベットはカンボジア・プノンペンとベトナム・ホーチミンの間に位置し、国境のチェックポイントであることから、この衛星都市に投資することを決定したという。
「カンボジアは急速に経済が発展しており、投資も拡大している。バベットはプノンペンとホーチミンの中心にあり、中国の一帯一路構想のもとに、高速道路が建設されれば、衛星都市のへの接続はより簡単になり、コストも抑えられる」と話した。エリック氏によると、全プロジェクトが完遂したならば、その衛星都市はおよそ20万人を受け入れ可能だという。