日本貿易振興機構(JETRO)の最新統計によると、外国直接投資(FDI)や直行便により、2017年第1四半期の日本への輸出額は3億3400万ドル。前年同期の2億4300万ドルに比べ37%以上の急増、好調な推移を見せた。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア日本経営者同友会のイン・チャンニー会長は6月1日、「昨年のFDIでいうと、日本は上位10カ国のうち、ベトナムに次ぐ3位。縫製業のような軽工業だけでなく、半導体やエレクトロニクス、自動車部品などの中型産業に投資するようになった。日本からの投資が増えれば、縫製業に頼ることなく、ハイエンド製品の生産に移行できるだろう。また、日本は国内の人材育成にも協力的で、さらに直行便が貿易を後押しており、我々にとっては良いことだ」と話す。
JETROの最新統計によると、昨年の日本への輸出額は12億ドル以上、前年同期比24.4%増となった。