デング熱を引き起こす蚊を殺虫するために、約350トンの殺虫剤「Abate」がカンボジア全土に配布されている。クメールタイムズ紙が報じた。 国立寄生虫・昆虫・マラリア対策センターの報告によると、今年の第1四半期で、510件のデング熱の被害があり、この発生率は10万人のうち3.1人だという。また、昨年の同じ時期に比べ62%減少したという。 Abateは毎年2回、雨期前にあたるクメール正月後と、8月から9月の間に配布される。