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中国の航空会社、春秋航空は3月28日から毎週3回、プノンペンと上海、深セン間の直行便を運航すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
春秋航空は2015年から、シェムリアップ―成都間で週4便の直行便を運航しており、同社の副社長は、「低コストの運用モデルと価格の優位性により、潜在的な市場をさらに発見したいと考えている」と述べ、民間航空庁の広報官は、「このルートは、増加する中国人観光客の需要に応えるのが目的だ」と話した。
エミレーツ航空も今年2月、ドバイ―プノンペン間の直行便を7月から運航することを発表しており、業界関係者は、「直行便の増加は投資家と観光客の双方を惹き付ける」と述べ、太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel Association=PATA)のカンボジア支部会長は、「航空会社の数が増えるとチケット価格は下がり、訪問客数が増えるだろう」と話した。
カンボジアエアポート社が2月に発表したデータによると、2016年の3つの国際空港の乗客数は、前年と比較して8.5%増加、プノンペン国際空港は約399万人の乗客を受け、10%の2桁成長を維持したという。
春秋航空が属する上海春秋国際旅行社グループは、昨年10月に観光省との間で観光開発の覚書を調印している。