(c)Phnom Penh Post
カンボジアの通信会社、スマートアクシアタの親会社であるアクシアタグループは、昨日アジアの9ヶ国、2億7500万人の利用者に対し、グループの通信事業者ネットワーク内の国際ローミング料金の引き下げを検討している。プノンペンポスト紙が報じた。
「少なくとも同グループ事業者のネットワーク内で、携帯ローミングの料金引き下げは実現可能だ」と同社のスポークスマンは話した。
アクシアタからの発表は、先週のヴィッテルによる「1月1日からベトナム・カンボジア・ラオス間の国際ローミング料金の撤廃」の発表に続いたもの。
アクシアタ社のスポークスマンは、「同通信事業者のネットワークの中で、国際電話やデータ通信に対してローカルの料金を適用するのは挑戦的なことだが、これまでローミングの割引を受けられなかった利用者の興味を引くことができるだろう」と話している。
また10ヶ国、1億人の利用者を持つヴィッテルはローミング料金撤廃により1日1億ドルの収入を失うことになるが、専門家は「利用者の旅行先での音声通話やデータ通信を勧める」ことで相殺できるだろうと話している。