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公共事業運輸省の広報官によると、国道5号線に接続するタイのバン・ノン・イアンとカンボジアのストゥン・ボットを結ぶターミナル施設の建設が、来年開始される。クメールタイムズ紙が報じた。
同氏によると、「この建設に関する合意は、両国の首相が昨年12月に覚書を締結した後、今年12月16日に運輸大臣の間で結ばれた。カンボジア側を含む橋全体は、タイによって建設され、国境ゲートから国道5号線へ続く道路とその管理は、タイからの無利子融資を利用してカンボジアによって建設される」という。
建設は1年以内に終わり、設備や道路建設の費用は5800万ドル、そのうち3000万ドルがタイの無利子融資の第一段階で提供される。
同氏は、「橋は長さが短く、建設自体に時間はあまり必要ない。しかし、建設によって影響を受ける住民に補償が支払うため、時間がかかる集落もあるだろう」と話した。また一方で、「2国間を結ぶ鉄道は、今年末までの完成を見越しており、その後は、新しい国境ゲートの建設を行う予定だ。しかし、このストゥン・ボット国境に既存の鉄道を結ぶ計画などは今のところ政府はしていない」と付け加えた。
国家最高経済評議会のメイ・カリヤン上級顧問は、新しい国境ゲートにより、さらに2国間の投資の流れと商品の輸送を容易にするであろう」と述べている。